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2019年4月27日 (土)

キヤノン キヤノデートE

Dscn4627_1 今回の主人公は先ほどの名古屋中古カメラ市戦争から派生したレモン社名古屋店攻略作戦で確保したキヤノデートEだ。しかし、画像を見て「おや?」と思う方は少なくないだろう。実は、この物件は後裔機のキヤノデートE-Nである。マイナーチェンジと言っていいくらいしか違わないのだが別物なのは確かだ。実は拙僧はそれに気付かず、コンテンツも作ってしまった。 

Dscn0318 本当のキヤノデートEはこちらである。実際に撮影したのはキヤノデートEなのだが、コンテンツの枕に表示する画像にキヤノデートEとキヤノデートEーNが混ざってる。拙僧の眠たいコンテンツの事なので穏やかな目で見ていただきたい。

Img431  もう一つ思い込みなのは、本カメラはニューキヤノネット17QL/ニューキヤノネット28のサブクラスという位置づけだと思い込んでいた。しかし、実際はニューキヤノネット17QLよりも若干高いくらいだ。最初、拙僧は不思議に思いつつもコンテンツを書いていた。しかし、自分で書いていて全く評価していなかったのだが、本カメラは量産品としては初めてフィルムに日付を写し込むデート機能を搭載したカメラなのである。今となっては邪魔くらいに思っているデート機能だが、当時はパイオニアであり市場を沸かせたに違いない。それに気づいて。一度は完成させたコンテンツを全面的に書き直している。無知と思い込みと相手に対する無理解は罪だ。戦争なら本土を空襲されまくるくらい負けているだろう。

ちょっとちぐはぐなコンテンツになっているかもしれないのだが、写りは素晴らしいカメラなのでコンテンツもご覧いただきたい。

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コメント

どもどもRikkie師匠。

このころのこういうカメラは無理に小型化もしてなく 無理に軽量化もしていなくで、性能はちゃんとしてるものが多いように思います。大きくて野暮ったくても 写りはすごい。

ちゃんと直して使う価値もありそうですよね。オーバーホールしたビューティライトマチック 全然つかってないので そろそろ出動せねば。

投稿: とりおた | 2019年4月28日 (日) 18時55分

どもども、とりおた殿。

なにしろデート機能を量産品としてコンパクトカメラに押し込んだのですから、多少ボディが大きくなってレンズが暗くなっても誰も文句を言わな感ったのでしょう。
まだまだ、レンズのパワーの為に開放値が大きくて重くなったり、少々暗くても写りの為には極端な小型化をしなくてもよかったかもしれないですね。

本格的にパフォーマンスを省略せず、手ごろにコンパクトを実現したのがコニカC35あたりでしょうか。勿論、ローライ35やサモカもあったのですが、あまり手頃という感じではありません。一方で、コニカC35EFでフラッシュに依存するようになるとレンズもギミックも簡便なものになっていきますね。もっとも、ピッカリコニカやジャスピンコニカの頃はレンズのパフォーマンスも一定を維持したのですが、モーター化の頃から怪しくなります。

ビューティ―ライトマチックのお写真も楽しみにしています。パーフェクトなコンディションのビューティーの写りも楽しみです。

投稿: Rikkie | 2019年4月29日 (月) 08時40分

新元号、初コメントです。キヤノデート、初めて日付機能を導入したカメラであり、レンズ描写も単なる記録用機材を越えた性能面を有すると言われますね。
しかも、微妙に重く使い回しが良いとは言えず。能力の割には日陰者であったように思います。当機材を有効に活用したのは口煩いアマチュアカメラより、記録を正確に残したいプロカメラマンであったと伝え聞きます。
それもレンズ描写の優秀さがあっての結果でしょう。私も所持しているキヤノデートですが、一回も使う事なく眺めるだけの機材になっています。理由としては記事に書かれていますように、シャッターレリーズの感触が…あの切れ味、返しのないトリガーを引ききってもハンマーの下りないコルトパイソンに似て、それが使用を遠ざけます。バッテリーの問題などもあって、持ち出す機材の候補にはあらず。
先日、新宿・カメラのキムラにてキヤノンA470をジャンク入手しました。ややレンズに曇りありですが、単3コンデジとしては使いやすい。描写もパリッとした(キヤノンオートボーイF)に似た仕上がりです。良いカメラと思うのですが、ファインダーがないので撮影には戸惑います。

投稿: HOOD | 2019年5月 1日 (水) 23時08分

どもども、HOOD殿。

新元号初のコメントをありがとうございます。
コンテンツを書いていて平成や令和の話題が全くないなと気づいたのですが、コンシューマの熱が冷めた頃に話題にしようかなと思っています。

確かにプロのカメラマン。つまり運動会や遠足を記録するクリティカルなカメラマンにとって日付は重要だったでしょう。今となっては我々スナップシューターにとってはデットウェイトになってしまいましたが。結局、リフトジェットの運用に制約を禁じえなかったYak-38でしょうか。
もっとも、並べておくだけでハッタリを効かせていたYak-38と違って本カメラのレンズの打撃力は有効なものです。

単三型電池のデジカメというのは、ちょっと拾いたくなります。パワーショットAシリーズはキヤノンの良心が見えますね。
今日もパワーショットSX130ISを動員したのですが、くたびれたエネループでも快適に動作しました。
ただ、やはり腕を延ばして液晶ビュワーを見ながらの撮影は慣れませんねエ。

投稿: Rikkie | 2019年5月 2日 (木) 14時49分

これは昭和40年代後半、1970年代前半の良い香りがいたしますね。
E-Nだったか、さらにちょっとカラフルになって、1970年代前半的な感覚のリバイバルになったミレニアム期の高円寺商店街を思い出します。私は高円寺系カメラと当時読んでおりましたが、巻き上げ不良で高円寺商店街を取りに行くことはありませんでした。

DATEMATICだと小降りになって使いやすかったのでしょうが、文化的な感じは薄れます。

4群5枚なんて通人じゃないとわからない、解像度はあるのにはったりを利かせないといった、見事な戦略ですね。個人的にこのカメラはかっこいい、当時のモダンさをよく出していて好きなカメラです。時代を味わえるというか。写りはやっぱり通好みですね。

投稿: アーメン一家舎弟になった横須賀与太郎 | 2019年5月12日 (日) 20時05分

どもども、アーメン家舎弟になった横須賀与太郎殿。

高円寺ですか。面白いチョイスですね。たしか「いすゞカメラ」があって何度か行ったことがあります。
カメラを商店街で表現するのは面白い試みですね。西荻窪、井荻、西武柳沢。色々なバリエーションを生みそうです。

DATEMATICも運用済みなんですよね。スタイリングは洗礼されましたが、本カメラから感じられる実験的な試みが溢れるのは魅力でしょうか。

ライバルはヤシカエレクトロ35FC辺りでしょうか。満足なパフォーマンスです。

投稿: Rikkie | 2019年5月13日 (月) 08時38分

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