ペンタックス エフィーナ(初代)
令和になって最初のブログである。連休中は師団長兼妻が師団在住だったので思うように部隊を動かすことができなかった。もっぱら西暦を採用している拙僧だが、令和への遷移というのはそれなりに興味深いものだったな。
さかのぼって考えるに昭和の終わりというのは手塚治虫さんの御逝去とソビエトの崩壊だった気がする。平成の終わりはモンキーパンチさんの御逝去となるのだろうが、世界情勢の大きな変化となると共産中国の台頭だろうか。平成の時代を意味する世界情勢や社会風俗の変化を考えるのには、もう少し時間が必要のようだ。
平成の時代に勝手に表れて勝手に消えていったフィルムフォーマットといえばAPS判になるだろうか。実際には「APS」というのは供給からカメラによる撮影、現像、プリントの全ての工程を表す新システムの総称なのだが拙僧のブログやコンテンツではあくまでもフィルムフォーマットとする。APS判はフィルムメーカーやカメラメーカーの長年の課題だった「フィルム装填時のミス」を解決するアイデアだったのだが、一方でインデックスプリントを失くすと何が写っているの変わらない使い勝手の悪い代物だった。モノクロ派の方々は自家現像できないし、ポジ派の方はマウントに乗らなかった。ポジのAPS判フィルムも有ったが、フォーマットは小さいし積極的に使いたいと思った方々は少数だろう。
現在でもフジフィルムの現像機はAPS判フィルムの現像にも対応している。しかし、西欧終了からかなり経過しているので残っているAPS判フィルムが健全である可能性は低い。比較的、良好なコンディションの物件も稀に見るが劣化は避けられない。拙僧が本カメラで撮影した結果も残念であった。久しぶりに戦闘的なスナップシューティングだったのだが。
拙僧のコンテンツは「カメラのディテール画像+与太話」で構成しているのだが、今回は不明瞭な小さい画像しか用意できなかった。つまり大粛清で外観画像を撮るのを忘れてジャンクセットで処分してしまったのだ。今更、APS判コンパクトカメラが入っていて嬉しいとは思わないだろう、数合わせになる。
令和早々、寂しい話だがコンテンツもご覧いただきたい。
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コメント
おそれいりやした。
PCクラッシュの間、TVも数年前に壊れ、PCまでなくなったとなると、いろいろな好奇心を持っていても満たせず、ちょうど洗礼前だったこともあって、いろいろな疑問点などで心が激しく揺れ、聖書や文献を読んで内向し、ネガスキャンをする意欲を失ってしまいました。そろそろ回復しないといけませんが、新規でフィルムを使う意欲が失せてしまいました。やはり物欲を満たせる小銭があって、試射するという、浮気壁、アマノジャク性がないとフィルムは消費できないですね。
結局私はフィルムでいいカメラを使いたいのではなく、「こんなん、じつようしてまんねでぇ~」といったくだらないものでした。
あ、令和になってまだ記事を書いていません。
APSというとコニカのレヴィオでしたでしょうか、一番安いやつかなんかが3枚玉のf6.3でその写り知りたさに買いましたが、1回使って終わりでした。軍幹部に鏡のユニットをつけて自撮りできるという。。。
APSフィルムなどの中古はそこそこ出回ってるみたいですが、もうこんなに「写らなくなってきている」のですね。
APSで光って印象は、IXYでしたでしょうか。
四角くて、金属的で小さくて、かっこいいと思いましたね。
投稿: カメ鬱の横須賀与太郎 | 2019年5月12日 (日) 20時22分
どもどもRikkie師匠
この 岩崎ちひろさんのような 水彩画的なうつりは 結構好きなのです。
期限切れフィルムではまだ 好ましい画像の劣化にあたったことがなく どうしても汚く濁った写りになってしまうので 最近は博打で使うのをやめております。
さすがは師匠です。修行します。
投稿: とりおた | 2019年5月12日 (日) 22時13分
どもども、カメ鬱の横須賀与太郎殿。
ただ今、イルクーツクに帰郷しているのですが新宿へh帰京時から調子の悪かった風邪が本格的にヤバいものになってしまい。今朝は38度の熱を確認しました。身体中が痛くて寝るのも、困難だったのですが、やっと落ち着いたようです。
拙僧の場合はmやはり怖いもの見たさが優先されてしまうでしょうか。高価なモノクロフィルムを200円で買ったチノンのプラカメに装填するのは快感であります。文化活動と言いたいところですがタナトスかもしれません。
レビオのコンテンツは報告済みです。たしか、自撮りのためのミラー付きのモデルでした。これもわざわざ北京で撮っていますね。確かキヤノンFXLとかトイカメのリボルバーとか持って行った気がします。
APSで光り輝いたのはやはりIXYでしょう。キヤノンもIXYのブランドは大切にしてデジカメにIXY名をつけるのは慎重だったようです。
投稿: Rikkie | 2019年5月13日 (月) 08時50分
どもども、とりおた殿。
やっぱりジャンクフィルムの冒険はオススメ出来ませんね。結局、真面目に使ってしむ場合は少なくないし、そう言う撮影結果が残念だと腰砕けになってしまいます。リスクを背負ってスナップシューティングしていますから。
水彩画のようと言っていただけると嬉しいです。
しかし、カラーネガは期限が切れて3年くらいがギリギリでしょうか。それも保存状態によりますね。
投稿: Rikkie | 2019年5月13日 (月) 08時55分