ニコン クールピクス995
拙僧が熱心なSNSがmixiである。mixiと聞くと「えー、まだやっているの?」って感じかもしれないが、拙僧のようなレイトマジョリティには丁度いいのだ。次々と現れるSNSのプラットフォームには速すぎてついていけない。拙僧もmixiを15年以上やっているし、今更スタイルを変えるのは面倒だ。なので、mixiとニフティブログとHPでレイトマジョリティの海を乗り切るつもりだ。
そんな mixiに不満が無いわけではない。何故かモノクロ画像をアップすると極端に調子が浅くなってしまうのだ。それが「つぶやき」と「コミュニティ」や「フォト」にアップするときでは具合が違うのである。mixiは歴史が永いから構造が複雑化して今更合理化は難しいのだろう。カラーも具合が悪く、中間色が再現できない。ややこしいのはデジカメで撮った場合とiPadで撮った場合で具合が違うのだ。どちらが具合がイイかというと、場合による。
引き続き粛清の嵐が続いているのだが、ネットオークションの画像はデジカメ、つまり本カメラで撮っていた。メルカリの場合はiPadのカメラを使うと使い分けていたのだが、どういう訳かメルカリで撮影する場合はズーム(正確にはデジタルズームだろう)が使え無い。小さなものでも接写が可能なのでそれなりに撮れないこともないのだが、自分の影が写ってしまったりレンズの収差で歪んだりする。メルカリだからイイやとも思っていたのだが、最近はヤフーオークションで捌きづらいブツはメルカリで回すことが増えたので、それなりに添付画像にクオリティを求めるようになり本カメラを動員する機会が増えた。
物撮り用カメラとして本カメラはジッツオのボールヘッドから外れることはバッテリー交換時くらいしかない。それでも、コンテンツを作ろうとしてスナップ撮影に動員した自分を褒めてやりたいな。トップヘビーなのが難点だが接写に強くBSS(ベストショットセレクタ)の具合がいいので長らく使っていた。しかし、先日とうとうクールピクス使いの悪夢「システムエラー」が発生したのだ。泣く泣く処分したが200円で拾った本カメラは十分に役立った。
物撮り用カメラとしてクールピクス900シリーズやクールピクス2500を使っていたが、改めてスイバルスタイルのありがたさを感じているな。流石に、この種のカメラが出てくることは稀だし、壊れている可能性は高いのでクールピクス900シリーズが就役するのは最後だろう。現在は小型で取り回しのいいクールピクス5700を使っているが、やっぱりスイバルスタイルが欲しい。
ちなみに最近、デジカメを取り扱っていないなあと思っていたのだが、前回とりあげたデジカメは去年の8月に報告させて頂いた「タイトー MiniDIGITALCamera」という冗談みたいなトイデジカメだった。10か月ぶりのデジカメの登場である。
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コメント
mixiは以前お付き合いのあったクライアントさんからご招待頂いてそのままです。ログインも忘れちゃったなぁ。
この、995のシリーズとかスイバル式の初期のコンデジは僕も好きでした。何だか未来がきたように思った物です。(初代のCyber-shot F1でしたっけ?)なんかもデジタルカメラはこう在るべきってイメージを抱きました。今のデジカメの性能で再販シテはくれないでしょうかね?
昨今のデジカメはフジのX100とかもそうですが、嫌いではないんですが、そうじゃないだろ?もっとデジカメにしかできないような未来を見せてワクワク指せてくれよって思ってしまいます。 ミラーレスカメラも(けして嫌いではないんですが)後ろ向きのデザインに見えてしまって仕方がないです。
液晶モニターが動くのは嬉しいんですが、こんなスイバル式の方が夢を見せてくれる用に思えます。
画質もこれくらい写れば文句ないですが、単三乾電池式に戻してくれなでしょうかね?汎用性が高い方が好きでした。
投稿: K-1!輜重兵 | 2019年6月15日 (土) 12時40分
どもども、K-1!輜重兵殿。
mixiは明らかにレイトマジョリティなのですが、このくらいの速度と規模の方が拙僧にはお似合いです。
デジカメが市場に花開いたのは、やっぱりスイバルスタイルのカシオQV-10でした。ソニーのDSC-F1も既存のフィルムカメラとは異なる新しいスタイリングとして可能性を感じました。フィルムカメラとは明確に違うデザインというのは、結局花開かなかったですね。それほどカメラのスタイリングはライカ径距離計連動機やニコンFのような一眼レフカメラで完成したということなのでしょうか。確かに、バリアブル液晶ビュワーがあれば要は足りるのですが。
リコーの360度の撮影範囲のカメラも面白そうですが、弄っているだけで「何か新しいことができそうだな」というワクワク感は感じないです。
今は暫定的に物撮り用カメラとしてクールピクス5700を使っているのですが、やっぱりスイバルスタイルがイイですね。クールピクス990/995はガラは大きいけど安定感があって、物撮り用カメラとしては画像のクオリティも満足です。
またジャンク籠で転がっていないかなあと思うのですが、今となっては生存率も期待できないでしょうか。
投稿: Rikkie | 2019年6月15日 (土) 17時32分
Rikkie様
2001年というと、私が自作曲の楽譜を作るためにPCを導入した年であり(青書や、いちいちパート譜を作る必要がないため)、副産物としてのネット、そして、友人の助けを借りて、当時まだ少し珍しかった画像掲示板を始めるにあたり、どうしても即時性という意味でデジカメが欲しくなった年でありました。フィルムカメラやレンズ、プラカメのことを発信したかったので余計な金は使いたくなかったので、アンビバレントな気持ちでおりましたが、2001年当時300万画素だったら立派なものですね。画質もデジ臭くなく、実用できるなんぞは泣けてきます。2004年頃でしたでしょうか、リコーの金属外装のG3を使いましたが、かっこいい良いカメラなんだけど200万画素級だったので、早く300万画素に上がりたいという強烈なコンプレックスを持ちました。私の人生をかけたSR素子導入も富士フィルム側のつまずき、またとどのつまりは宣伝している画素数の実質半分だったりして、デジカメコンプレックスをこじらせました。
デジカメって、旬は2000年代前半から中期が一つの「旬」だったような気も致します。フィルムにとって代われる!!ということを確信したころ。
そのころのデジカメのことは詳しくありませんので、Rikkieさんのサイトで「味わわせて」頂いております。ありがたやありがたや。
投稿: 横須賀与太郎 | 2019年6月15日 (土) 22時52分
どもども、横須賀与太郎。
拙僧のデジカメデビューがフジヤカメラで32MBメモリー付きで2万円弱で買ったパワーショットA10です。多分、2001年くらいじゃないでしょうか。なんだか買って満足して1年くらい寝かしていたのですが、ホースマンプレスでの物撮りの難しさに疲れはて、試しに物撮りとして使ったデジカメに便利さにたまげました。
物撮り用カメラとしては300万画素級どころか130万画素級で十分です。しかし、当時(1999年~2002年あたり)に300万画素級といったら高級機ですから何かと「できている」可能性が高いですね。そういう意味でもクールピクス900シリーズはプロパー価格はともかく捨て値でジャンク籠に転がっていたら、また確保してしまいそうです。
リコーはねえ・・・。画質云々はともかく、壊れますよね。ミノルタやコニカ、キヤノンの特定のバッテリーも著しく生存率が低いですし。単三型電池採用モデルはそういう意味では楽しめる可能性が高いですよね。
拙僧も個人的にはデジカメが面白かったのは35万画素級から600万画素級辺りかなと思っています。試行錯誤の面白さでしょうか。
拙僧のコンテンツも「正確さ」よりは「笑える」というポリシーで報告ささせて頂いています。大味な感じでお付き合いいただければ幸いです。
投稿: Rikkie | 2019年6月16日 (日) 16時55分
この時期を知っているということは、結局いい夢を見させてもらったということなのでしょうかねぇ。。。
投稿: 横須賀与太郎 | 2019年6月16日 (日) 23時31分
どもども、横須賀与太郎殿。
正確には、この時期のカメラがジャンクとして200円とか500円で転がっていた頃に拾いまくりました。
当時はそれでも元が取れる価格帯で処分できましたから、そういう意味ではいい夢を見させていただいたかもしれません。
投稿: Rikkie | 2019年6月17日 (月) 04時21分
どもども、Rikkie師匠。
このカメラが世に出た頃にカメラ界に背を向けたため、このへんの事情がわからないので 興味深く読ませていただいています。
そして さりげなく見える ごつい三脚のほうに気をとられました。かなり本格的なものに見えます。
投稿: とりおた | 2019年6月19日 (水) 07時36分
どもども、とりおた殿。
三脚はベルボンの標準的なものですがボールヘッドはジッツオですからごついですよ。もっとも中古で6000円くらいで中野のフジヤカメラで買いました。20年近く使っていますから元はとりました。
拙僧は最近のデジカメに疎いです。ジャンク籠に転がっていないからなのですが、今やコンパクトカメラのニーズはほぼほぼスマートフォンに吸収されてしまいましたから、今後は積極的にはご報告できないかもしれないですね。
投稿: Rikkie | 2019年6月19日 (水) 13時30分