太陽堂光機 ビューティカンター
25年ぶりくらいにエアガンに関心が戻って驚いたのはMGCも国際も無くなって東京マルイの一強になっていたことだ。勿論、拙僧が小学生の頃だって「完成品」で「エアーコッキングガン」の東京マルイのハンドガンはギリギリ買えるものだったが、拙僧がエアガンから離れたのが電動ガンが一般化する直前だったので、まるで浦島太郎だ。
一方、プラモデル熱にも再発してネットオークションでタミヤやハセガワに留まらず、エアフィクスやレベルのキット、或いは東欧のキットなどにも手を出している。実際にズベズダのキットなど組んでみたら意外と作りやすいな(もっとも、現在のズベズダのクオリティはバカにしたものではない)。それがフジミとなると、ビットに若干躊躇が出るのだが勇気の壁が乗り越えられないのがアオシマである。
アオシマ文化教材といえば拙僧には馴染みの無いモノではない。恐らく、拙僧が初めて買ったのはタミヤのジープかアオシマの「ギラン=ドゥ」である。アオシマから発売していた「伝説巨人イデオン」の重機動メカだ。今となっては、なぜあんなにテクノポップでカッコ良すぎる「ギラン=ドゥ」に手を出したのか計り知れないのだが、「ガンプラ」が底払いして買えなかったので、やけになったのかもしれないな。買ってくれた婆さんには申し訳ないが。
アオシマといえば「合体ロボ」シリーズや「仮想SFロボ」シリーズなどでアバンギャルドな展開をしていたが、恐らくクリスマスの朝には日本中の小学男子が枕元に置いてあるアオシマの箱を目の当たりにして「これじゃない!!」と叫んでいたんじゃないかな。
それでビューティカンターなんだけど、最初はドイツ製中級機を目指す「アオシマ」というようなことを書こうと思っていたんだけど、ドイツ製中級機の理想の一つがビューティカンターの方じゃないかなという気がしてきた。
勿論、ネットオークションだけでなくジョーシンのプラモデルコーナーにも足を運ぶんだけど、あの、「爆音」シリーズのアオシマが二輪や四輪のプラモデルのシェアを圧倒しているのには驚いた。例外はイマイのノスタルジック32シリーズくらい。勿論、ミリタリー系はタミヤやハセガワやファインモールドなのだが、ジョーシンの駐車場に置いてありそうな地のついたクルマのプラモデルはアオシマなのだ。
思い出せば東京マルイだって「モビルフォース ガンガル」とか出していたしな。「アオシマ」については再度掘り下げてみたい。
いや、本カメラのコンテンツもご覧いただきたい。
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コメント
カンターはもしかしてイタリア語のカンターレ?かなとか思ってしまいます。マンジャーレだとお金持ちさんの道楽っぽいもんなぁ。謡うように写真を撮るなんてのは粋なネーミングになるんではないかと。そうするとちょび髭親父の国のライカなんかよりもムッソリーニん所の方がなんだか笑顔がかいま見られます。ライカなんかよりも笑顔撮れそうだなぁ。 自分は若い頃神保町に勤務しておりまして、駅そばの太陽堂さんにDPを良くお願いしていました。「これはすごくいいから大伸ばししましょうよ」っておだてられて営業にのったのをおぼえています。あの太陽堂が昔カメラを作っていたのを知ったのは神保町を離れて随分と建ってからでした。数年前に久しぶりに神保町に寄ったら太陽堂もいもやもなくなっていて、時の経つのを感じました。
最近のって言ったら良くないんでしょうがどこのメーカーも似たり寄ったりのデジタル製品のデザインよりもこのメカメカした感じはやはり嫌いにはなれません。まだ動くであろうジャンクカゴの中の個体をミラーレス化してしまいその個体数がどんどん減って行ってしまっているのを危惧してしまいます。フィルムがまだつかえるこの最後であろう贅沢な時代です。きれいにして使って行きたいです。
(ギランドウに反応してしまいました^^)ガンダムに対して巨大過ぎちゃうんですよね、スケール感。)
投稿: k-1!k-1!輜重兵 | 2019年12月20日 (金) 21時14分
どもども、k-1!k-1!輜重兵殿。
イタリアの風はイイですね!実際のところ、イタリアは1度行っただけで、もう十分といった感じなのですが、イメージとしてのイタリアは良いものです。
イタリアといえば東部戦線でもアフリカ戦線でも何の役にも立たなかったけど、レッジアーネやセベモンテのちょっと抜けた感。或いは貧乏くさは良いものです。イタリア軍ていうのは制服はカッコイイですが戦闘機や戦車はあか抜けないですよね。ビューティもライトマチックになるとアメリカ的なギラツキさが顕著になりますが、カンターあたりは質素なヨーロッパ感を感じることができるかもしれません。
神保町も今行くと別世界でショウね。年末からモロッコで過ごして、そのまま帰省するのですが、神保町も行ってみようかなあ。
イデオンのプラモデルは1/700とかトンでもなかったですよね。話のスケールもトンでもなくて小学生の頭のキャパシティーを超えていて殆ど覚えていません(--
投稿: Rikkie | 2019年12月21日 (土) 10時54分
どもどもRikkie師匠。ごぶさたしております。
いもやさんは、惜しまれつつ廃業していって、どうやらまだ一軒だけ残ってるみたいなのです。早めに行っておこうと思っております。
たしかにわたしの所有のライトマチックは ギラギラな外観で、カンターのほうがシックな感じでいいですね。
レンズが好きなのでこの冬また持ち出したいです。
投稿: とりおた | 2019年12月28日 (土) 10時16分
どもども、とりおた殿。
お久しぶりです。
ライトマチックのギラギラ感はペトリのバター感に通じるものがあって、とりおた殿好みなのかもしれないですね。
渡航の準備をしているにですが、今回も強行軍になるので残念ながらフィルムカメラは欠となります。
帰国後、そのまま帰京するのでカメラは故郷に送って東京散歩をしたいですね。
投稿: Rikkie | 2019年12月28日 (土) 11時43分
カンターの描写は儚いカメラメーカー目差しですね。
投稿: | 2020年1月27日 (月) 09時32分
カンターの描写は儚いカメラメーカーの目差しですね。
投稿: | 2020年1月27日 (月) 09時33分
どもども。
カンターのデリケートな描写は儚さを感じますよね。
あまり、良い個体が残っていないのが残念です。
投稿: Rikkie | 2020年1月27日 (月) 11時35分