コダック シグネット35
温暖化などといわれているが、実際、今年の冬は異例なほど暖かく、桜の咲くのも前倒しになりそうだ。個人的には桜のイメージは多面的で複雑なのだが、それでも桜祭りという行事は春のスナップシューティングの先駆けとなるもので楽しみだ。
しかし、今年はちょっと事情が異なる。例のコロナ熱で3月に行う予定だった様々な講座や催しが中止になったほか、ジムや図書館まで閉館になってしまった。3月に控えていた友人の結婚式も延期になってしまい、まだ箱も用意できていないようだ。健全なのは屋外で行うサバイバルゲームくらいだが、これも客の集まりはイマイチのようだな。
拙僧の行政区の公式な発表はまだだが、上野や東京の各地の花見スポットが軒並み花見の中止、或いは自粛となると散歩写真もツマラナイものになりそうだ。いや、別にレジャーシートのプロパンガスボンベまで持って来て酒で宴会なさる方を撮りたいとは思わないのだが、屋台街とその喧騒というのはキャンデットフォト好きとしては好ましい被写体である。
勿論、拙僧が妻と平日の土手の上でおにぎりをほおばるのには問題ないだろうが、スナッパーにとっては寂しい春になりそうだ。
コンテンツもご覧いただきたい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
なんだか3.11の時を思い出してしまいました。あの時もこの世の終わりとばかりスーパーの棚から商品がなくなり買い占めする人が多かったのですが、今トイレットペーパーやマスクを買い占めている人はあの時と同じ人なのではないかと思います。「さもしい」とゆう言葉を思い出しました。私めもいつもいくタイに行けなくなるとかダメージはあります。いったいこんなことになったのは春節の時に初期対応に失敗した中華共産党が原因以外の何者でもなく、きっと数字に出ていない被害者数もものすごいことになっているのではないかと思われます。(かといって日本在住の中国系の人を嫌っているわけではありません)
シグネット35はメタルムクの質感とか凝ったデザインとかより良き頃のアメリカンデザインでまんざらではありません。1,2回使ったきりですがェクターとゆうレンズがそんなによかったか?なと思うくらいの記憶しか残っていませんです。たぶんズミクロン信仰とかぶるものが多いのではないだろうか??くらいのイメージです。ミラーレスカメラようにレンズをもがれた個体も多いことかとは思いますがデジタルカメラ用に使えばセンサーの質ですべてが決まってしまい、別段レンズの描写なんかどれでもおんなじなのではないかと。CCDの頃のデジカメと昨今のC-mosセンサーではやはり今の写りはつまんないですし、フィルム用に開発されたレンズはやはりフィルムカメラで使わないと性能も発揮できないでしょう。
それよりもあの大柄な(いい意味で)大陸的なヤンキーがあのまるまっこい持ちづらいカメラをどのように持って撮影したのか?が気になります。彼らのでっかい手にはレンガのようなアーガスみたいな方が持ちやすいのではないかな?なんて思ってしまいます。 ぼくも随分とつかっていないのでちょっと持ち出してみたくなってきました。最近は東京を撮ることも無くなってしまいましたが90年代終わり頃はこんな小さいメタルのカメラを首から下げて東京中を歩き回ったものでしたっけ。
投稿: k-1! | 2020年3月17日 (火) 12時46分
どもども、k-1!殿。
拙僧は「恥ずかしい」という価値観が薄れてしまったのかなあと思っています。「xxなことをするのは人に迷惑をかけるから恥ずかしい」というものです。もっとも、北米の「節度を知らない連中」が今回の流行病で、どんどん銃が売れているというのですから、まだまだ我が国は剣呑でないなあと安心もするのですが。もっとも「忖度ばかりでやらない」あるいは「忖度ばかりで始めるのが遅すぎる」というのは困ったものです。
金属感あふれるマテリアル感と古き良きアメリカのデザインは素敵ですよね。50年代のラジオや家電、キャデラックのデザインというのは魅かれるモノがあって、拙僧もグンゼのプラモデルをちょいちょい買っています。
確かに本カメラのエクターをありがたがるのはGSX250Sカタナ、或いはZZR250にGSX1100SカタナやZZR1100の夢をはせるようなモノだと思います。勿論、250ccのカタナやZZRにもそれなりの良さがありますが、コマーシャルエクターと比べるのは違うかなあ。本カメラのレンズは「良くできたテッサー型レンズだけど、あまりコンディションのよい個体は残っていないのではないかなあ」という感じです。個人的は若干簡素化したシグネット40のレンズの方が好きですね。
レンズをもぎ取られたボディを見るのは悲しいものです。おっしゃる通り、撮像素子と強力な補正ソフトで描いた画像をフィルム時代のレンズの味わいとする風潮にはポジティブな気分になれません。拙僧もレンズアダプターを持ってはいますが全く使っていないですね。デジカメを使うくらいならマニアルフォーカスで撮影するのは面倒なくらいです。もっとも、プラクチカBバヨネットマウントのアダプターあたりは手持ちの資産が不良債権にならないように保険として持ってはいます。
本カメラにしろボルシーのようなカメラにしろ、おおらかな北米人がチマチマと撮影していたのかと思うとアンマッチ感が否めません。コンテンツで書くのを忘れましたが軍用モデルもありますね。勿論、前線で使うものではなく、広報任務や宣伝用撮影の為に使ったのでしょうが、それでも決して耐久性に優れたとは思えない本カメラの立ち位置というのは不思議な感じです。
彼らにはコダック35RF、もっと言えばコダック35(初代)くらいの分かりやすさと単純さが似合うと思うのですが。
東京というのは離れて生活すると、本当に被写体として魅力的な街です。もっとも、浅草や上野ばかり撮っているのですが、ああいうお上りさんの活気というのは好きですねエ。
もっとも、今は流行病で大変な閑散ぶりらしいですね。3月中には落ち着いてほしいものですが、世界情勢的にも楽観的な気分になれません。
まだ、共産中国からの報道をWHOも我が国のマスメディアも楽観的だった頃に中国の方と話をしたのですが、我が国の新型コロナウィルスに対する姿勢が緩いのを警戒していました。多分、当時でも微信などで共産党をすり抜けた情報が在日中国人の中で流通していたのでしょう。
共産党としては中国から発した流行病で世界の影響力を誇示し、それを制することで共産中国の世界覇権を示威したかったのかもしれないですが、ここまで広まってしまったら隠したいでしょうね。今でも在日中国人は共産党の報道など全く信用していません。
我が国も共産党の解放区としての中国という特殊性を認識するべきですね。
投稿: Rikkie | 2020年3月18日 (水) 08時40分