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2020年9月12日 (土)

ヤシカ ダイヤリー

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ダイヤリーといえばH2Oの「僕たちのダイアリー」だ。確か拙僧が小中学生の頃のドラマ「飛んだカップル」のエンディングに起用されていた。ぼちぼち思春期という厄介な人生のタームに突入しようとする年頃だったから、その歌詞は響くものがあったな。

「やたら僕を刺激する。ドンマイドンマイ、今に見てろよ」

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ヤシカもエレクトロ35シリーズが時代に合わなくなって難しい時期になった。何しろ、ぼちぼち一眼レフが庶民化するというのに、ヤシカの一眼レフの評価はさっぱりだった。実際によく壊れた。

本カメラの登場直前にヤシカから「コンタックスブランド」の一眼レフRTSが登場する。ヤシカとしては天下のカールツアイスとの提携で一発逆転を狙ったのであろう。

「今に見てろよ」

という感じだったのだろうな。

そんなヤシカが最後の輝きを放っていたころのコンパクトカメラである。ほぼ同時期に登場した3兄弟の中ではもっとも高機能なポジションである。

本カメラの登場後にすぐにコニカC3AF(ジャスピンコニカ)が出て、ヤシカとしても忙しくなるのだが、まずは本カメラに注目していただきたい。

コンテンツもご覧いただきたい。

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コメント

古いアルバムの中にー、ですね。おもいだしてしまいました。
yashicaは今、香港系のメーカーに買われてブランドだけ独り歩きしているような状態になってしまいました。まぁ日本でもコンデジにライカブランドだけ載せていたりコシナがフォクトレンダーブランドを冠したりしているのでそうゆうものかと思いますが。
このヤシカダイアリーには思い出がありまして。正直言いますと最初ジャンクかごから購入したときはレンズをもいでNEXにでもつけんべぇ、位の感覚で購入しました。 それでも動きそうなのでフィルム1本通したら妙に写りが気に入ってしまい壊さずに温存しております。おもえばプラカメが面白いと思ったのも、こちらのサイトにおせわになりだしたのもヤシカダイアリーがあってのことだったと思います。写りもさることながらシャッターフィーリングも柔らかくって使っていてストレスがなかったのを覚えています。昔は写真に日付をいれるだなんて〜!って中2病全開でしたが、今にして思うとアラーキーが日付を入れて写真集を出したのはすごく面白い表現だったとおもえます。ヤシカダイアリーみたいにダイヤル式だといじるのが簡単で試してみたくなります。デジカメだと後処理になってしまいそうゆう楽しみもないんですね。ストロボが隠されているのもヤシカカメラのデザイン処理なのでしょうがまず使わないのでこんなデザインのほうが私メは気に入っております。 若い頃はライカ以外にはこれを認めないってナチズムにそまっておりましたが、今は改心しておりますのでこんなカメラを1台だけもって早く海外旅行に行きたいです。今、スマホで撮るよりも撮影とゆう行為が100倍楽しめます。

投稿: k-1! | 2020年9月14日 (月) 13時12分

どもども、k-1!殿。

ヤシカブランドは不遇でしたね。今でも継続しているのでしょうか。まれにリサイクルショップでヤシカブランドのトイデジムービーカメラや安普請なフィルムスキャナーを見るたびに悲しい思いになります。一時期は京セラに下っても「ダットサン」のように北米でネームバリューがあったと記憶しているのですが。

ダイヤルの操作感覚はイイですよね。これが爪先で押すゴムボタンになってしまうと情緒もなくなってしまいます。ひょっとしたら「ダイヤリー」は「ダイヤル」にも欠けているのかもしれないですね。

本カメラがk-1!殿のプラカメ趣味の呼び水となったのであれば、本カメラも大した功績でしょう。あの頃はゴミ同然だったプラカメですが、最近のジャンク籠では見かけることも少なくなりました。あっても信じられないような高価プライスがついていて脱力です。

ストロボが隠れるのはヤシカのアイデンティティになりましたね。ピッカリコニカが最高と思っていたころは安易な差別化だと思っていたのですが、どうせスナップ撮影にフラッシュなんて使わないし、使わないものは隠れていた方がいいと開眼してからは過去の自分を恥じています。

ヤシカダイヤリーは既に手放してしまったのですが、血脈を継いだヤシカオートフォーカスで撮影をしました。こちらはモノクロネガを通したので、早いうちに報告させていただきます。

投稿: Rikkie | 2020年9月14日 (月) 16時39分

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