能登半島ツーリング2020
今回は久しぶりに単車ネタである。実はファインピクスS2プロでコンテンツを作ろうと取り掛かっていたのだが、3泊4日の能登半島ツーリングでドタバタしてコンテンツにたどり着かなかったのだ。サバイバルゲームにも参戦したしな。コロナで催し物が中止になって撮影の機会が減ったのだが、なにかと落ち着きが無いのだ。
能登半島は未踏破であり、今年中には行きたかった。当初はキャンプツーリングを予定していたのだが、おりしものGOTOトラベルキャンペーンでホテル代が安いのだ。今回利用したホテルで最も安いのが2000円台前半だから、気の利かないキャンプ場と同じくらい。下手をすると。もっと高いキャンプ場も少なくないだろう。なので珍しくホテルオンリーのツーリングになった。こんなことは初めてである。
ホテルはいずれもビジネスホテルと思ったのだが、1軒だけ何だか勤労福祉会館宿泊施設のようなところをとってしまった。
昭和館あふれる宿泊所でミーティングルームや茶室がある。多分、会社の泊まり会議に使うんじゃないかな。別に昭和館は嫌いではないので構わないのだが、3階なのにエレベーターが無いのが荷物の思い拙僧にはきつかった。それに一番高いホテルで1泊3800円くらい払ったから、失敗はしたなあ。
食事は昭和感あふれる勤労者福祉宿以外は朝食はついた。これで宿泊費が3000円くらいなんだからキャンプツーリングは趣味の世界だ。いや、そもそも趣味の世界なんだけど。最近はキャンプが流行っているらしくて平日でも割と人がいたりする。困ったのは値段が上がったり予約が必要になってしまったな。チェックインの予約をするようではキャンプ場の魅力は半減だ。
夕食は1日目はホテルの近所にあったスーパーでナガスクジラの刺身を見つけたので食す。そんなにうまいモノとも思わないんだけど、これで白人の連中がヒステリックな悲鳴を上げていると思うと愉快だ。
飯といえばやっぱり海の幸ということになるだろう。これもうっかり観光地で飛び込むと海鮮丼も寂しいものとなってしまうな。魚だってゴイとツバスじゃん。
一方で、ちゃんと「ツーリングマップル」で紹介している店では満足なボリュームだった。何のかんの言ってもツーリングマップルは当てになるなあ。
観光らしいことはほとんどしていないのだが、輪島はちょっと歩いた。有名らしい「朝市」は既に撤収していたが「永井豪記念館」に行きたかったのだ。それは「朝市」の通りに合った。規模はとても小さかったが、それでも「永井豪」さんの生原稿が見れたのはよかった。
マジンガーZが迎えてくれる。気づくとキューティーハニーグッズを大量に買ってしまい、ちょっとした出血になった。ちなみに、単車乗り限定の「サイクロンハニー」ステッカーをもらったよ。
もちろん、R1-Zの調子は絶好調なのだが少し怖くなってきた。2stの吹け上りは最高なのだが、人間が衰えてきたので単車がホットすぎるのだ。どうしても回したくなっちゃうからな。それに、この単車で北海道キャンプツーリングは難しい。今回の3泊4日のツーリングでも1Lの2stオイル缶を2缶消費した。90年代と違って、今ではどこでもヤマハオートルブが手に入るとは限らない。燃費も今となっては少々負担だ。何しろ最近の単車はリッターあたり40kmくらい走るらしいからな。
50歳までに再び北海道に上陸するのはあきらめたのだが、55歳までには実現したい。まずは単車を更新して次に北海道上陸の資金準備だ。単車はスズキのジクサー辺りが手ごろかな。油冷単気筒250ccは興味深いが27馬力というのが、ちょっと抵抗があるな。今のR1-Zの半分くらいのパワーになってしまう。
それでもXR-Bajaと同じくらいだと思えば納得がいくかなあ。
なんだか寂しい結びで申し訳ない。
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コメント
今の職場の若い子が中免を取りまして、古いオートバイの話を聞きたがります。それでもホークIIIになると私めでもそれは「牛」と呼ばれていたよと答えるしかなく、R1-Zのやんちゃさを教えてあげたいです。 私めも若い頃はRZ、TZRと乗ってきましたが今ではKLEを長く乗り、このまま潰れていくのを待っているだけです。思えば90年代(80年代機も含む)はやんちゃな2スト機全盛時代でした。兄のガンマなどに憧れたって書くと年がバレてしまいます。3ナイ運動?なにそれおいしいの?って世代です。もうロングツーリングなどできそうもないので人様の旅行記などは楽しく拝見させていただけます。食べ物の写真だって旅行記の一部となれば比較対象も面白いです。私めもあと10年若ければ、あと10kgダイエットできればって年寄り臭さ前回ですが、カストロールのオイルの焼ける甘い匂いを思い出させていただけました。やっぱクラッチは3000回転以上でないとつなげないっしょ!って。
(FinePixの件、申し訳ありませんでした。メインHPのちょい古デジカメ系列のサイトを発見しまして、勉強させていただいております。初期のデジカメはなんだか夢のあるデザインの塊でメーカーもデザイナーもワクワクしていたように思えます。ライカ型のデジカメってつまんないです)
投稿: k-1! | 2020年10月 5日 (月) 13時00分
どもどもRikkie師匠
いえ 寂しい終わりではないです!
単車入れ替えて さらなる旅への決意で終わる。希望へ向かってのエンディングではないでしょうか。
わたしもバイクで旅したいですが かないそうもないので、3速オートマのボロいミニカをきれいに掃除して、とことこゆっくり旅に出ようかな。
投稿: とりおた | 2020年11月 3日 (火) 08時36分
どもども、K-1!殿。
すっかりコメントを見逃していました。おそいリコメントをお許しください。
いわゆる「ベコ」「ザリ」のじだいでしょうか。今はお金に困らない世代の方々が煌びやかにレストアしたCB750KやRSZIIなどを集団で流しておりますが、ホーク/ナイトホーク、GSなどは逆に見ることは少ないです。
ああいいうのは関東の沿岸部では多いのかもしれないですね。
KDX、CRMなど2stオフ車は乗り継いでいたのですがオン車となるとウルフ50まで遡ってしまいます。R1-Zは20代前半の頃に欲しかったものですが、ユーノスロードスターNA8と共に「あの頃に欲しかったブツ」に意地を張って乗っています。
カメラとなると自分の生まれる前の物件に興味が入ってしまいますから不思議なものですね。
投稿: Rikkie | 2020年11月 3日 (火) 08時55分
どもども、とりおた殿。
気分だけは若いつもりなのですが、体は何ともクタビレタものは隠しきれず、四苦八苦しています。
R1-Zは絶好調なので手放すのは惜しいのですが、これで現在の北海道ツーリングをするのは、ほぼ不可能ですね。
とはいえ、単車の更新も3年は先なので十分に楽しみたいものです。
投稿: Rikkie | 2020年11月 3日 (火) 08時58分