アイレス IIA
拙僧の単車がカワサキのW650に更新してから半月が経とうとしている。といっても、下駄替わりに街乗りばかりで、少しは遠出をしたいものだ。もっとも、拙僧の行政区も「緊急事態宣言」だったりして県をまたぐ移動に制約が生じるような世の中だ。とはいってもこの界隈は田舎だから関東に比べればおおらかだ。東京近郊では世知が無い空気がより厳しいとも聞くな。
拙僧のW650のパワーポイントはオプションも含めていくつも上げることができる。
・おおらかで扱いやすいエンジン特性とワイドハンドル
・トルクフルで90km/hくらいまでは意外と速い
・キャブ車でキック付き
・サイドバック用フレーム付き
・小気味よいサードパーティー製キャブトンマフラー
・品のいいワイドリアキャリア付き
・前後で3万円のタイヤ代
・眺めて美しい空冷フィンのエンジン
なんとも、拙僧の「キャンプツーリング」に向いた単車なのだ。
ところが、どうもスッキリしないのだ。なんだか、よく出来過ぎている。いや、理由は分かっている。ある種の美学を持っている単車なのだが、その美学が極めて「おっさん単車」なのだ。いや、拙僧も既に「おっさん」である。なので単車との相性はピッタリなのだが、なんというか「自分のパフォーマンスを越えたモノ」という感覚が無いのだ。それだって、R1-Zでピリついた走りをするのに限界を感じていたのだから納得のベストチョイスなのだが、自分が「おっさん」だと認めるのが寂しいのだなあ。
本カメラも見てくれは「おっさんカメラ」なのだが、我が国で初のブライトフレーム内蔵カメラの直属なのだ。当時としては先端技術だっただろう。「おっさん」とは失礼極まりない。
それで写りも現役なら最高なのだが、写りはやっぱり「おっさん」な感じだ。悪い感じではないのだが。
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コメント
機能も、街でW650をみかけて「おっ」ってじろじろと見てしまいました。今までそんなに意識していなかったのですがグラマラスでそれでいてそんなに重く感じないオートバイでした。ステレオタイプですが、こうあるべき。ってデザインで高感度が跳ね上がりました。現代のオートバイですから乗りやすくデザインも設計もされているでしょうしこれから長く乗れるいいオートバイだと感じました。
カメラも、昭和デザイン的にもこうあるべきって感じです。上面から見たときにちょっと好きなイメージです。メカ的にはII型のほうがそそられますがオーソドックスなIIA型のほうが安定感があります。こうゆうのって最近は中古屋さんでもジャンク屋でもまーず見かけなくなってしまいました。レンズとかもがれちゃった?とかですかねぇ?自分もやりましたが完全に駄目になった個体ばかりで動くものはそのまま使うようになりこちらのサイトを見て勉強している口です。動くジャンクは動かして延命させてやりたいです。おライカ様ばかりがカメラじゃないと思います。
投稿: k-1! | 2021年2月15日 (月) 12時11分
どもども、K-1!殿。
SAでスーパースポーツをながめると羨ましくも覆うのですが。拙僧の選択肢はW650なのでスタイリングとあわせてスキイなっていけると思います。
それでハンドルがセパハンでバックステップ、ロケットカウルでも付けたら、さぞかしスパシーバな単車になるとも思うのですが。
拙僧も壊れたものはそのまま使うことにしています。完全に壊れているものは拙僧にはどうにもならないですね。レンズをもぎ取るくらいなら自前で何とかしたいのですが。
拙僧の周辺ではそもそも非一眼レフタイプのジャンクカメラを見かけることもなくなりました。ペトリとかヤシカのエレクトロ35以前のカメラとか見かけなくなりましたねえ。
ライツもエルマーだけは一度使てみたいです。
投稿: Rikkie | 2021年2月16日 (火) 04時58分