エンサイン セルフィックス1220
本カメラはイギリス製カメラである。イギリス製工業製品とえばトライアンフだろう。どうやら二輪のトライアンフと四輪のトライアンフは違うモノらしい。いずれも一度は消滅してしまったのだが、二輪のトライアンフは息を吹き返してモーターサイクルを趣味で使う富裕層向けにそれなりに人気らしい。我が国ではさほどではないが地域によってドカティやBMWと肩を並べるようなブランドに成長したらしいな。拙僧のカワサキW650だって元をたどれば旧トライアンフをオマージュしたものと言えなくもない。
カメラで言うとイギリスというのは大航海時代とともに終焉した感じだが、第二次世界大戦後のカメラというとイルフォードの安カメラなどは割とよく見かける。そしてよく写るのだが、これはダコタだからな。エンサインはアボドケイドほどイギリス製カメラとしては我が国ではメジャーなようだ。
二輪のトライアンフは21世紀を越えても盤石だがイギリス製カメラというのは新世紀には目あたらない。もっとも、デジタルカメラなどという儲からないジャンルに投資するジェントリの方などいらっしゃらないだろうな。
コンテンツもご覧いただきたい。
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コメント
どもども、Rikkie師匠。ごぶさたいたしております。
大断捨離大会を実施中なのですが、このスタイルの66蛇腹機は残しています。きっといつか山で活躍してくれるはずと。で、このエンサインは、たしかレンズがすごく味があるということでずっと憧れだったものでした。
というわけでこれからコンテンツのほうを拝見いたします。
投稿: とりおた | 2022年2月25日 (金) 14時41分
どもども、Rikkie師匠。ごぶさたいたしております。
大断捨離大会を実施中なのですが、このスタイルの66蛇腹機は残しています。きっといつか山で活躍してくれるはずと。で、このエンサインは、たしかレンズがすごく味があるということでずっと憧れだったものでした。
というわけでこれからコンテンツのほうを拝見いたします。
投稿: とりおた | 2022年2月25日 (金) 14時41分
どもども、とりおた殿。
過疎っている本ブログを観て頂いてありがとうございます。
我が師団も絶賛粛清中なのですが、この種の中判カメラのムーブメントが完全に終わりましtね。
ロモグラフィーの方々が中判フォールディングカメラとか二眼レフがそれなりの価格帯になった事があったのですが、今では安く手に入ります。ということは売り手に値が付かないということでしょう。
エンサインは耳に響きがイイですよね。拙僧の個体は問題大有りなのですが、時折その光明の片鱗を見ることができます。
ブログも更新したいですね。
投稿: Rikkie | 2022年2月27日 (日) 16時20分