楽凱月交巻(ラッキーフィルム) と フォーチュンクッキー
依然、我師団は「秋元48軍」に包囲され脱出のプランも見通しが立たない。我々を包囲するのは「恋するフォーチュンクッキー近衛連隊」である。基本的にはPVを再生しているのだが、じっくり見るわけではない。それでも1日に50回くらい再生するからな。他の48の曲も何曲か聞いたんだが、全く興味がない。他の曲は所詮「48の世界」で完結するか「フルーツ籠で1山いくら」なのに対し、「 恋する~」はPVに「ソーシャル」を感じるのだ。以前、48は分散して穏やかに収束するだろうと予測していた。CDをロット買いして握手権を求めるような連中はファン層の手本となるロールモデルとしては全く魅力が無いし、ファン層の高齢化で「48の世界」というと閉じた市場は何れ拡散して消滅すると思っていたのだ。しかし、所詮は拙僧は素人だ、全く見通しが甘い。「48ブランド」はソーシャルに展開して機動的に購買層を打撃するのだろう。今日のブレーキングニュースでは東京オリンピックのプロデュースを秋元康が引き受けたらしい。これからのビジネスモデルはソーシャルとのリンケージっすよね。敵わねえよ、プロの仕事は。
「フォーチュンクッキー」の意味が解らなかったのだが、あれは大陸(中国)の焼き菓子で、中に小さい紙片か巻物が入っていて運勢が書いてある、一種のおみくじなのだ。日本だと食べ物の中に食べられない物を混ぜるのは困難なので、横浜の中華街にもないだろうな。「恋する~」の振り付けにもクッキーを指を組んだ掌で割るジェスチャーを組み込んでいるらしい。隙がねえなあ、秋元。
あれが「クッキー」なのかはともかく、そういうのは拙僧も妻も「軽く歴史的な中国映画」くらいでしか見たことがない。 なので本当はどのように呼ばれているのか知らないけど、多分、「開運煎餅」だろうな。それだと、ちっとも面白くない。なので「フォーチュンクッキー」を北京語のサウンド(ピン音)であてたくなった。それで妻が風呂上がりの御作法をしている間にポケット華字典で調べてみたよ。あっしがあてたのは「福奨気開(ふーぢあんくーかい)」。”気”はもっと難しい漢字で、日本に該当するものが無いので添付画像を見ていただきたい。それで風呂上がりの妻に見せたのよ。
「またつまらないことを」
という顔をする妻なのだが、最近は資本主義圏の遊びを理解しているから付き合ってくれたよ。妻がちょっと手を入れたのが
「福将開気(ふーじあんかいちー)」
これなら「福の気を開花するよう取り計らう」とういう意味にならないこともない。ちょっとギリギリだけど。あとは「恋する」の部分だが、ここはムリに音をあてなくても普通の漢語のルールでいいわ。しかし、妻はそっちの方が苦労していたな。妻がk産党の支援で大学の受験勉強をしていた時には、そんなツマラナイ漢語には接していなかったからな。
「熱恋中的福将開気(るぁりゃんちゅんだふーじあんかいちー)」
ちょっと「恋するフォーチュンクッキー」のメロディーに載せてみたけど、けっこうイイ感じよ。秋元に教えてやろうかなあ。
なんでそんなツマラナイことを報告させていただきたいと思ったのは、中国にラッキーパンというフィルムメーカーがあったのだ。その「ラッキー」に「楽凱(るーくぁい)」の漢字をあてていたのだ。とてもスマートだと思ったのよ。拙僧がもっぱら使っていたのはモノクロのラッキーパンのSHD100だった、これがライカ判の36枚撮りだと1本12元くらい(円安時で160円くらい)で、120判だと8元くらいだった。なので、拙僧は妻が出張のタイミングに合わせて現地エージェントの協力を得てロット買いしていたのだ。カラーネガも手に入れたのだが、それは国内だった気がする。それも、さる流通筋から1本100円で確保したのだ。
その楽凱も民生フィルムの生産をヤメてしまった。なので現在はモノクロフィルムもプロパー価格に近い価格で買っているから費用が跳ね上がって師団の運用を困難にしている。
ちなみに何十回もPVを観ているのだが、48の娘の顔の区別が全くつかない。興味が全くないからだろう。どうも、「センター」が近衛連隊長から北九州の第18師団に更迭された「さしはらさん」らしいんだが、キャプションなしでTVに登場しても拙僧は認識できないだろうな。
Mig-21のサブタイプの方が遥かに明快に判明できる。添付画像はMig-21の初期のタイプで当時の西側がフィッシュベットCと称していたタイプか、それを中国がコピーした殲撃-7だろう。
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