随分と「モデルポートレイト撮影作戦」から離れていたのだが、今月は久しぶりに参戦できそうである。今から撮影機材と「ガン」の選定が楽しみだ。もっとも、このところ週末を選んで天候が悪いので一抹の不安はある。
最近の傾向としてフィルム部隊を欠とすることがある。極めて残念だが天候不順だったり屋内撮影だったりしてフィルムだとどうしても行動が限定的になってしまう。以前だとスーパープレスト1600という戦場選ばずのハイパフォーマンスフィルムも有ったのだが、今となっては拙僧の師団がイルフォードデルタ3200を運用するのは難しいしな。それでも、結局は雲が薄くなったりしてニコンFM10にAiSニッコール50mmF1.8とトライX1本でも加えていればよかったと悔しい限りだ。
フィルム部隊の編成はライカ判一眼レフや、いわゆる高級コンパクトカメラ。中判カメラなどフレキシブルな編成となるが、デジ部隊の編成は定型化している。デジタル一眼レフカメラ+ミラーレス一眼カメラそ主軸に、それぞれのレンズを2~3本づつだ。最近は拙僧の人間のヘタレから装備を軽くしたい傾向があり、デジタル一眼レフカメラのレンズを2本にして、ミラーレス一眼カメラ用レンズを3本、或い2本するケースが多い。なっていったって望遠ズームだろうが単焦点レンズだろうがミラーレス一眼カメラ用のレンズはスカスカだからな。
それで、何の問題もないのかというとそんなことはない。正直なところミラーレス一眼カメラの軽量さは魅力的だが問題もある。一つはカラーバランスがまちまちなのだ。これは複数のミラーレス一眼カメラで傾向は違えど発生するのでミラーレス一眼カメラの特徴と言ってもいいだろう。もう一つは標準ズームの広角側でかなり歪む。或いは周辺の描写力がが著しく低下する。拙僧はテクニカルなことは分から無いのだが、どうもミラーレス一眼カメラのレンズはプアでボディの画像処理ソフトに依存が高い気がするな。デジタル一眼レフカメラだって安い標準ズームは似たような魔法を使っているだろうけど、やっぱりレンズが大きい分、依存性はマシなのではないだろうか。もっとも、拙僧のミラーレス一眼カメラの装備は最も新しいものでもルミックスGF-5やキヤノンEOS-M(初代)だから、最近の事情は違うかもしれないけど。
拙僧のデジタル一眼レフカメラの主力は今だ600~1000万画素級である。EOSキスデジX4もあるがニコンD80とか*istDLを動員することが多い。これらは画像処理ソフトの依存度が低い気がするし、あまり高画素でモデルさんの皮膚の好ましくないテクスチャを写してもらっても困るのだ。弱点は暗所だが、そう言う時には予備のミラーレス一眼カメラを投入する。ミラーレス一眼カメラも前述の通りなるべく標準ズームは使いたくないのでシグマ30mmF2.8あたりの動員が多い。*istDLかシグマのミラーレス一眼カメラ用単焦点レンズは報告したいのだが、いずれとさせて頂きたい。
ちなみに1枚目と4枚目が*istDLで2枚目と3枚目がルミックスG3である。
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