2023年5月27日 (土)

ソニー サイバーショット DSC-T99

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どうもソニーというブランドが沈下している気がする。アップルからiPhoneが登場した辺りからガジェット好きの興味はアップルに向かい、今では共産中国の怪しげなアイテムに移行してしまったようだ。もちろん、ソニーの製品は今も世界シェアの一端を担っていると期待していたいのだが、北米の家電販売が韓国メーカーに日本メーカーが束になっても叶わなと聞くと、不安になるなあ。

なんでも数年で韓国人にGDPで抜かれるらしいのだが、エンタメにしろファッションにしろ韓国人に圧倒され、マネする日本人というのは、なんだか悪夢だな。

そもそも、拙僧が青春期は日本といえば電子立国だった。その頃から日本を「観光立国」にしようとする勢力がいて、実際にそうなったのだが国力は衰える一方だ。なんで観光を主軸にする必要があったのか、プアな脳みその拙僧には理解不明なのだが、結局のところ永田町のセクショナリズムという気がするな。

Dsc01166本カメラは、そのソニーの威光が傾きかけた頃のブツである。仕様は素晴らしいがあちこち使いづらいソニーらしいカメラだ。かつてのガジェット好きは、その使いづらさを凡庸なユーザーとの差別化だと喜んでいたのだが、そういうのはオールドタイマーだろう。もっとも、何にしろ今のガジェットアイテムやアプリケーションというのは取説があるわけでもなく、その操作は手探りだ。こういうのは数奇者でない拙僧は苦痛なのだが、高齢者は困るのではないだろか。意外と高齢者の方々がLINEを使って趣味サークルに励んでいたりするけど。

もっとも、そういうインターフェイスデザインというのは、そのうちAI化されて人間が考えなくてもよくなりそうだな。

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2023年3月18日 (土)

ソニー α100

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なんと「タモリ俱楽部」が終わるという。終わらないと思っていたものが終わるというのは、令和ではちょくちょくあって、昭和世代は寂しい限りである。

今となっては石器時代の話だが、かつては「ペンタックス」とか「ミノルタ」という伝統的カメラメーカーがあった。ドイツに西と東があったことを説明するのも困難で「キエフ」も「キーウ」と言わなければ覇権主義者として糾弾されそうな世の中だ。なので、消えたカメラメーカーを語るというのは第二次世界大戦でアメリカ軍が日本の都市を絨毯爆撃で灰にしたという話をするがごとしなのだが、本ブログはそういう話をするものなので話を続けることにする。

「ペンタックス」は紆余曲折がありながらもリコーに拾われて、リコーの1ブランドとなった。しかし、「ペンタックス」というブランドは、それなりにリスペクトがあるように思える。「ペンタックス」がリコーに拾われたのは幸いだったと思う。一方で「ミノルタ」はコニカと合併して「コニカミノルタ」となったが力尽きてソニーに吸収された。いや、吸収されたのは一眼レフカメラのαシリーズだけだ。その他のコンパクトデジカメなどはケンコーが拾ったような気がするのだが、曖昧な記憶だ。いずれにしろ「ディマージュ」というブランドは消滅している。ソニーがαシリーズを吸収して最も熱心だったのは「コニカミノルタ」色の排斥だった。今でもαシリーズはミラーレス一眼のブランドとして残っているが、「コニカミノルタ」などは無かったことになっているようだな。

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驚いたことに、拙僧は本カメラを保証付き中古で買ったようだ。そんなことはまるで覚えていない。その後、2台目をジャンク籠で拾ったのだが、それは相応な価格帯だった。

手元には本カメラの個体は1台しかないから、もう1台は金策で手放したのだろう。それは一応「ソニー」の一眼レフデジカメだから、それなりに現金預金を潤したはずだ。

ソニーはとっくに一眼レフデジカメには見切りをつけ、NEXで始まったミラーレス一眼をαブランドとして展開している。拙僧もNEXシリーズ初期のNEX-5を今後熱心に使おうかなと思っているのだが本カメラもいまだ現役だ。

1000万画素級の撮像素子といっても600万画素級のD70や*istDLと使い分けてもいないのだが、ポートレイト撮影で女性の肌の好ましくないモノをぼんやり写すというのは都合が良いんじゃないかな。

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2023年2月24日 (金)

リコー キャプリオ G500ワイド

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もう30年くらい前から「クラシックデジカメ」を提唱しているのだが、最近になって本当に「クラシックデジカメ」のムーブメントがあるのか、ネットオークションで全く動かなかった「クラシックデジカメ」がそれなりに動くようになった。もっとも、イイ値段になるのはクールピクス2500とか変なカメラなのだが、保守的なデザインの物件もそれなりに動く。10年前なら800万画素級のコンパクトデジカメなんて250円でも誰も見向きもしなかったから大違いだ。

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それで久しぶりにクラシックデジカメである本カメラを紹介させていただいた。困ったのは、拙僧のHPは、フリーサーバーの引っ越しへを繰り返しているのでリンクが切れているのだ。一応、フィルムカメラはメインコンテンツなので一からリンクを張り直したのだが、デジカメのコンテンツは7割くらい手つかずなのだ。

なので本カメラのコンテンツを投稿するにあたって、関連するデジカメのリンクは張り直した。

クラシックデジカメもニーズがあれば読んでいただきたいからな。

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2023年1月24日 (火)

タムロン 100~300mmF5~6.3(Fマウント)

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フィルムカメラ時代、最も不遇だったのがAF望遠ズームレンズなのではないだろうか。軽く軽薄でプラスチックボディ。うるさ方のカメラ爺が「わしのニコンF(ペンタプリズム)につけられたら穢れが移る」と本気で思われていた。そういう爺が既に人生を卒業しているから、こういうレンズも少しは報われるのではないだろうか。

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まだデジタル一眼レフが黎明期を脱していない頃には、この種のレンズが値上がりしたことがある。つまりデジタル一眼レフ用のレンズは高いのでフィルムカメラ用のレンズで凌ごうというわけだ。実際、当時に不良債権になっていたレンズを数本処分した。しかし、本レンズはAFの連動もカプラー式だし、デジタル一眼レフ用のズームレンズの値段も落ち着いたので再び不良債権化している。

本レンズをどのようの手に入れたか忘れたが、多分3000円くらいじゃなかったかな。今じゃ高い値段である。実際、拙僧もD70とかD70sで撮影した画像しか残っていない。こういうレンズを使いたくて、いまだにポートレート撮影にもD70を動員するのだ。

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2022年11月18日 (金)

フジフィルム ファインピクス600Z

Pdrm0007なかなか不格好なカメラだが、デジカメ史のマイルストーンであるファインピクス700(もしくはファインピクス500)をベースに光学3倍ズームレンズを投資したモデルである。不格好なで大柄なスタイリングはともかく、これでフジフィルムの初期のデジカメは完成しただろう。

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当時、フジフィルムはオリンパスとデジカメ市場の覇権を争っていた。とはいえ。薄らデカいミューのまがい物を出していたオリンパスに対しアドバンテージがあった。

本カメラは初期のデジカメとしては限定的ながら近代の戦闘に耐えるスペックを持ちながら、バッテリーがお亡くなりになっているので稼働状態に無い。

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2022年10月29日 (土)

コダック DC25

Dscn53161996年というと、今の10代や20代の方には「戦後に作ったカメラです」と注釈が説明が必要かもしれない。「戦後」というのも「太平洋戦争」とは限らず「湾岸戦争」とか「アフガニスタン戦争」のことかと思われてしまうかもしれないな。

今やコダックがデジカメを作っていたことを説明するのも怪しいが、「コダック」というのがどういったメーカー、ブランドなのかということも説明が難しい。映画のテロップで「Kodak」の文言が消えて久しい。今でも写真用フィルムを作っているが、とても高くて買えない価格帯になってしまった。「フィルム」というのも「写真用」と説明を入れておかないとスマートフォンの保護フィルムが頭に浮かびそうだ。

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本カメラはコダックが(おそらく)最初に記録媒体にコンパクトフラッシュを採用したものだ。同時期に発売したDC20は内蔵メモリ機で液晶ビュワー非搭載だった。

それで喜んで撮影すると、コンパクトフラッシュに記録した画像が専用フォーマットで正常によむことができないのだ。

しかし、拙僧の記録フォルダにはそれなりに撮影した画像が残っているので、20年前は対応したビュアーソフトがあったのか、カメラにそういう設定があったのか、よくわからない。

なぜかというと既に処分してしまったからだ。20年前だったら値が付かなかった本カメラだが、試しにネットオークションに出したらそれなりの価格帯で旅立っていった。そういうケースは本カメラだけではなく、ひょっとしてクラシックデジカメを紹介したマンガかアニメがあるのかもしれないな。

 

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2022年10月10日 (月)

フジフィルム ファインピクス6800Z

Dscn5179一時期は全く動かなかったコンパクトデジカメだが、どうも最近は動くようだ。逆に120判のフィルムカメラが全く動かなかったから二眼レフとかフォールディングカメラとかは売り時を逃したかも。もっとも、一眼レフカメラや距離計連動の中判カメラはかなり高騰しているので、折角高い120判フィルムを使うのであれば、安定したカメラで撮りたいのだろう。距離計も非搭載のフォールディングカメラに投資する余裕はないわけだ。

とりわけカラーフィルムが高い。拙僧はモノクロネガしか使わないのだが、ポジフィルムなんてとんでもないことになった。なので拙僧はカラーで撮るときはデジカメを使っている。


Dscf0040拙僧が以前から提唱している「クラシックデジカメ」というジャンルが確立しているのだろうか。そういう意味では本カメラはポルシェデザインでグッとくる。実際は縦型ボディが滑りやすかったりヒヤリとするのだが、「クラシックカメラ」をつかう醍醐味なのだろう。

本カメラは撮像素子300万画素級で出力画像は600万画素級までゲインアップできる。そういうギミックは、フィルムカメラでいうところのライカ判とハーフ判の切り替えのように、何かしらの悦を感じるのかもしれないな。

300万画素級ならフィルムカメラの代用品としても十分に使える。

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2022年10月 1日 (土)

オリンパス μデジタル725SW

Dscn6844今や市場がほぼ無くなったのがコンパクトデジカメである。プリントを前提とするなら、並の上のスマートフォンでは歪んで使い物にならないのだが。写真がプリントの鑑賞から液晶ビュワーに写って、コンパクトデジカメという市場は失われた。かつてはあれだけの開発速度と多様性を楽しんだものだが。

P7130112今でもコンパクトデジカメに意義があるとしたら防水タフネスタイプだろう。拙僧も北海道キャンプツーリングで防水ケースにiPhoneを入れていったが、やっぱり不安だったので雨天化では使わなかったし、防水ケースの中では操作性もイマイチだ。それに比べ、タフネスなデジタルカメラは不安が無い。実際には防水効果は劣化しているのだろうが、iPhoneと違って壊れてもそれほど痛くないしな。

本カメラはカメラとしては十分だが、記録媒体がxDピクチャーカードという過去の産物なのが惜しい。

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2020年11月28日 (土)

パナソニック DMC-ZX1

Dscn5406久しぶりに行こうと思ったラーメン屋がつぶれていた。単車を停めてまで確認していないのだがドアに張り紙がしてあって、おそらく新型コロナの影響で売り上げが厳しくなってやめちゃったんじゃないかな。ちょっと奥まった立地条件だったが、それなりに繁盛していたが並ぶほどでもなく、淡泊な豚骨ラーメンを好ましく思っていたのだ。最近「家系」とか「天一」とかメジャー系ラーメン屋ばかり通っていたから不義理をしたなあ。座敷で宿題をやっていたお子さんたちは大丈夫なのだろうか。

P1020133知らない間につぶれていたといえばアサヒカメラである。どうやら新型コロナの影響で広告費が入らなくなって休刊らしい。確かに祭りや催し物が一切中止になって、かなり拙僧のショット数は減ったし、ネイチャーの方々だって高齢の方も多いし外出も憚られる状態だったのだろう。そういう意味で言うと、日ごろのメモ画像やテーブルフォトならばスマートフォンで十分だろうから、世界的に「カメラ」の稼働は減っているのかもしれないな。

かといって拙僧がカメラ雑誌を読むかといえば読まない。図書館で年に数回ながめるだけだ。今更、雑誌で紹介するようなコンテンツは知っているか興味がないし、そういう情報はオンライン上にあるからな。

そういう意味で言うと「中古カメラGet!!」といった勢いのあった頃の中古カメラ雑誌は安ければ買うけど、やっぱり読まないな。

本カメラが登場した辺りが「コンパクトデジカメ」が最も完成度が高くなった一方で、数年前に登場したiPhoneに脅かされ始めたのではないだろうか。

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2020年11月 7日 (土)

フジフィルム ファインピクス2500Z

Dscn2128最近、ちょっと困っているのがコンテンツを作る際にカメラやレンズの名前や仕様でネット検索をかけると、メルカリとかヤフオクとかネット販売系の出品物がヒットしてしまうのだ。肝心の情報、例えば当時のアスキーニュースとかがヒットしないか後ろの方でヒットするので、調べるのにエラクじゃまだ。それで買っている方がいらっしゃるのかというと、そういう物件は既に取引済なのだ。これは本当に何とかしてほしいと思う。

Dscf0008拙僧が本カメラに関心を持ったのは世紀末の200万画素級の画質にきょうみがあったわけではなく、前回、ファインピクス2600Zのコンテンツを書いた際、拙僧の所有履歴から抜けているなと思ったのだ。そんな折に急に目の前に現れたのが本カメラで、今時この種のカメラに480円も払うのはいかがなものかと思ったのだが、これも縁かと思って拾い上げた。

ちょっとシャープネスが強いが力強い写りをする。

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