2020年5月30日 (土)

ミノルタ オートテレロッコール-QE 100mmF3.5

Dscn0566_20200529153001流行病の外出規制でネットショップやネットオークションの動きがいいようだ。拙僧も、GWを見込んで粛清を決行したのだが、意外とブツは動かなかった。拙僧の値付けがイマイチだったのかとも思ったのだが、GWを過ぎてからモノが動くようになった。どうも、GWのほうが家族中が家にいるし、何かとネットオークションで「不都合なブツ」にビットを入れるのに都合が悪かったのかもしれないな。

Image28mn本レンズは非常に美しい調子のレンズである。もっとも、モデルさんに恵まれたというのも否めないな。

どうも、素人のやっつけ仕事でMCマウントに改造した形跡がある。拙僧はもっぱら外部露出計かカンで撮影するのでうまく動作するのかわからないけど、それなりに動きそうだ。

本レンズは気に入っているレンズだし、そんなに早く売れなくてもいいと思っていた。なので拭き傷有りなのだが、ちょっと強気な値付けにしたのだ。

しかし、本レンズのパフォーマンスをご存知の方が速やかに落札してくださったな。

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2020年2月22日 (土)

ヤシカ オートヤシノン5cmF2

Dscn1434昨年の「ボヘミアンラプソディー」を映画館で見て以降、師団長兼妻のリテラシーが大きく変化した。それは概ねポジティブな方向にである。もっぱら「一党独裁の権威主義」で形成した単一的な価値観から柔軟で多様な価値観に変化したのだ。それがゲイの方々に対する柔軟性というほど単純ではなく、多様な人間のアイデンティティを読み解く力というのにベクトルを向けるようになったのだ。これは大変な変化で、以前は「全ての人は大学の教授になりたいが、なれなかったから他の職業に就いている」というようなことを本気で言っていたのだ。どこから突っ込んでいいのか、それともどこまで日本語を誤解しているのか対応が困難であったな。

Image296ヤシカというメーカーはヤシカエレクトロ35シリーズでヒットして大衆メーカーとしては成功していた。しかし、一流メーカーとしての評価はイマイチだった。そこで、ツアイスイコンのコンタックスブランドを手に入れた飛躍を図ったといのが、どのカメラ雑誌やムックに出も書いてあることだ。一流メーカーで成功するというのは一眼レフカメラで北米で成功するということである。

しかし、ヤシカの一眼レフカメラが一流と評価されなかったのは何もネームバリューが足りなかったからではない。とにかく壊れるからだ。それは半世紀以上前のカメラが現在に使い物になるのは奇跡だが、実際に同年代のペンタックスSPとかミノルタSRTとかニコマートとかは使い物になるんだから仕方がないな。この、ボディの信頼性に対する不信というのはヤシコンになってからも京セラに吸収されてからも逸脱できなかったんじゃないかな。

一方、富岡光学と近かったヤシカのレンズはカールツアイスのネームバリューが無くても評判がよかった。少なくても、その実力を正当に評価なさっている方は少ない。ヤシコン以降、ヤシカはコンタックスレンズとヤシカレンズの両方のブランドで製造したが、ヤシカレンズの評判は北米でも健全だ。そういう意味ではレンズリテラシーは北米でも高かったのだろう。

拙僧の妻も「ボヘミアンラプソディー」のDVDを買って、既に10回以上観ている。

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2020年2月15日 (土)

ヤシカ TLエレクトロX

Dscn9483もう既に2月なので今更という感じなのだが、去年いっぱいでTBSラジオの土曜夕方の番組「宮川賢のデートの時間だそ?!」が終わってしまった。 突然の打ち切りで拙僧も混乱したが、ライブで行っていた放送が12月に入って録音になってしまったことからもTBS内でも混乱が興ったのだろう。伝統的に土曜夕方の時間帯は「宮川賢さん」の「おバカな番組」が継承していたのだが、TBSから宮川賢さんは完全に去ってしまった。それで後裔番組が「藤田ニコル」だそうだ。いや、既に1月から新しい番組は始まっているだが、「ニコルンかよ・・・」という失望から聴いていない。

そういえば、昔、ポートレイト撮影でなんとなくブックオフで買ったポップティーンを持って行ったら表紙がニコルンだった。それを見てモデルさんが「ニコルン可愛いですよね!」とおっしゃるので「んあ?そうですよね」と一瞬口ごもってしまったのを思い出すな。

ヤシカというとヤシカエレクトロ35シリーズを想像するケースは多いだろう。勿論、ヤシカスナップとか廉価モデルのファンも根強い。しかし、あまり一眼レフカメラを想像する方は少ないんじゃないだろうか。ここでいう「ヤシカの一眼レフカメラ」というのはヤシコン以前のカメラである。

詳しくはコンテンツに譲るとして、ヤシカのプラクチカマウントを主としたヤシカJシリーズやTLシリーズがイマイチ振るわないのは信頼性に大いに問題があるからだと思われる。ちょっと変わったプラクチカマウントのボディとしてヤシカJシリーズなどはしばしば転がっているのだが、まずシャッターが壊れている。もしも、動くと思ってもレジに持って行く前に30回は空シャッターを切ってほしいな。大抵の場合は壊れるか不具合を発見するだろう。

本カメラは電子シャッターを搭載しながら絞り込み測光マニアル露出カメラである。なんだか、電子シャッターを搭載意義をあまり感じないのだが、ヤシカとしてはとにかく電子シャッターを搭載して「エレクトロ」の名を冠したかったんじゃないかな。一眼レフカメラの不振の一方でヤシカエレクトロ35シリーズは奮戦したからな。もっとも、小型軽量のコニカC35が出るあたりから、ゴージャスなスタイリングと明るいレンズ、絞り優先AEを搭載するというコンセプトは市場と乖離するようになる。

ヤシコンになってヤシカの一眼レフカメラの信頼性が高まったかというと、それは怪しいな。それは京セラに吸収されても完全に払拭するまでには至らなかった。ヤシカの信頼に値する一眼レフカメラはヤシカFX-3の登場を待たねばならない。

それで、宮川賢さんの安定感に比べてニコルンのトークが軽妙で信頼性の高いものかというと、とてもそうは思えないな。それも聴いてみないと判断できないけど。

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2019年11月16日 (土)

マミヤ ZEクオーツ

Dscn8374 「Z」といえば日本人にとっては世界の覇者となった2つのシンボルである。一つは「フェアレディZ」だ。他国の成果を全く認めない北米人もコーベッツ(コルベット)の専門誌で「コーベッツは一度はパーフェクトカーに敗れた。パーフェクトカーとはフェアレディZである」と苦々しく書いてある。北米人が負けを認めるのは極めて稀だ。もう一つの「Z」はカワサキの「Z」だ。北米では900ccの「Z1」、国内では750ccつまりナナハンの「RSZ2(アールエスゼッツー)」ということだな。

Z2人気というのは「あいつとララバイ」とか「荒くれKNIGHT」とかコミックや様々なコンテンツに依存していて、今となってはZRX400(これもセミクラシックモーターサイクルだなあ)に比べても走りではアレな感じと言わざるのが現状。4~5年前に「俺にはフロント19インチのZしかねーっすよ」という方と走ったのだがCRM250Rで3コーナーでぶっちぎってしまったな。別に拙僧がイケているのではなくて96年最終型の2st250ccで真面目に競うというのはフェアとは言えないだろうな。

そんな「Z信仰」だが、様々なZシリーズを信仰の対象としながらも「直列4気筒で空冷で2バルブ」という不文律がある。もっとも例外は少なく無く「GPz900R」は信仰の対象としているようだ。いわゆる「Ninja」である。これは「トップガンでトムクルーズがあまりにもオープニングでカッコよかった」とか「キリンで準主役を演じている」とか、結局コンテンツの起用に因するらしい。いや、拙僧はそういうのは決して嫌いでは無いな。「Ninja」も「ZZR1100のD型以降はNinjaではない」とか、カワサキファンの方は極めてデリケートでナーバスだな。不思議と2気筒の「Z250」は「Z信仰」として認知しているようだが、これは「スケ(彼女)が乗る」とか諸般の事情があるようだ。

一方で世紀末に現れた「ゼファーシリーズ」は「Z信仰」の対象とならないらしい。穏健派は「Z」として認めているようなのだ頑なな保守派がいらっしゃる。レプリカ全盛時代に空冷2バルブのトラディショナルなスタイリングで登場した「ゼファー400」は若いカワサキファンやレプリカのスペック競争に疲れた層に絶大に響き大ヒットとなった。一説には「単車やめちゃおうかな」と思ったカワサキを思いとどまらせたらしい。そんな大ヒットした「ゼファーシリーズ」を「Z」として認めないのが不思議だった。当初は自主規制ギリギリのパワーあ当たり前だった当時にナローなスペックで登場したからなのかなあと20代そこそこの拙僧は思っていた。しかし、4バルブでライバルたちと同等に戦える「ゼファーΧ(かい)400」が登場してもブランドの地位が向上した雰囲気が無い。「ゼファー1100」が「オヤジツアラー」の「ボイジャー」の水冷エンジンをベースに空冷化したことが気に入らないという説もあるが、要するにかつての至高である「RSZ2」よりも400ccの方が速いというのが受け入れがたかったんじゃないかな。

21世紀も20年も経つので水冷2気筒で31馬力のニンジャ250も普通に「Ninja」として認知されているしネイキッド化した「Z250(新)」も同様だ。マミヤで「Z」というと「マミヤRZ67」が頭をよぎるが、マミヤのライカ判一眼レフカメラ末裔の本カメラ「マミヤZE」は「Z」の称号を戴けるのであろうか。記憶では身売りしたマミヤの中判デジカメも「Z」だったきがするが、ニコンの新マウントが「Zマウント」だったりしてカメラ世界の「Z」の称号は混迷しているようだ。

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ZG1200ボイジャー

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2019年11月 2日 (土)

マミヤ セコールE 50mmF2

Dscn1974ご存知の方はご存知の通りだが、拙僧は国際結婚カップルだ。それに海外生活の経験もあるし移民の経験もある。今は落ち着いたが妻は海外出張が多かったし、拙僧も中央アジアで単車を転がすくらいの好きモノである。そんな拙僧夫婦が来年早々にモロッコに行くことになった。

モロッコもカサブランカあたりをちょろっとではない。最初から成田への堂から始まりイスタンブール経由でマラケシュに上陸。翌日はタンジェまで列車で北上。日帰りでジブラルタル海峡を渡り翌日はバスでシャウエン。1泊してバスでフェズ。流石に3泊の休息をとってマラケシュへ向かってイスタンブール経由で成田。さらに1泊して三河に向かうのだが拙僧は横浜で足止めして横浜美術館のルノワールを観る。ひょっとしたらイルクーツクにもよるかもしれない。

何だか訳が分からないが名古屋から東京を経由して青森。日帰りで函館に行って日本海側から帰ってくるようなものだと思ってほしい。

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それはそれで、そういう星の元に生まれてしまったのだから仕方がないのだが、問題は食なのだ。なにしろ妻は米とキムチしか受け付けず、イタリア半周+チューリッヒの時にはキムチ麺を探す旅になってしまった。モロッコではキムチ麺も難しいだろう。それで名古屋のモロッコ料理屋に行ってモロッコ飯を試してみることにしたのだ。結果から言うとネガティブ。妻はインスタント飯にインスタントラーメン、インスタント味噌汁を可能な限り持って行く覚悟を決めたようだ。もっとも、拙僧も毎日モロッコ飯はしんどいかな。なにしろムスリムの国である。大っぴらに酒が飲めない。意外とスーパーでも手に入ることができるらしいのだが公共の場所では飲めないのだ。つまり7時間ほどの列車移動中に酒も飲めないのである。これは深刻な問題だなあ。それでモロッコ飯のジャッジをしていたのだが、我々の話を聞いていたのか遠くのテーブルの女性二人組が急に英語で話し始めたのだ。とても短い会話で終わったけど。どうも、拙僧夫婦が海外の話をするとマウントをとりたくて海外通を示威いたくなる方が少なく無い。以前も名古屋の写真フォーラムの散歩写真会で、拙僧が道に迷った中国人を片言の北京語で案内したら、周りの方々の拙僧を見る目が変わったことがある。そういうのは珍しくなく、日本人というのは海外コンプレックスがあるなあ。

そのマウントとはあまり関係ないのだろうが、本レンズはマミヤのミラクルマウントとわれるZEマウントである。とにかく、マミヤは中判カメラは保守的でプロフェッショナルなのにライカ判一眼レフカメラは安っぽく簡単にマウントを変えてきた。ひょっとしたらマミヤにもライカ判一眼レフカメラの遅れにはコンプレックスがあって、マウントを変えることで心配を回避しようとしたのかもしれないな。

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2019年7月27日 (土)

タムロン SP AF90mmF2.5(旧、Fマウント)

  Dscn5665もっぱら関東圏のAMラジオしか聞かない拙僧なのだが、東京だか川崎だかでアルフォンス・ミュシャ展をやっていたらしい。いや、現段階でもやっているのかな。そのCMのBGMが一時期「GLIMSPANKY」だった。何故?ミュシャのモチーフである「力強い女性像」がダミーロックと重なったのだろうか。もっとも、その後に平凡で重厚なクラシックにBGMが変わっている。

Img275 タムロンの90mmポートレイトマクロといえば、それほど掘り下げた感じでないカメラ・レンズ好きも知った存在だ。概ね好評だろう。ところが、本レンズは意外と安く売っている。何故かというといわゆるAF-DのFマウントレンズでシャフト式カップリングのボディでしか使え無いからだ。勿論、ほとんどのニコンのフィルム一眼レフカメラでは制約無く使用がかのうだがデジタル一眼レフカメだと困ったことになる。

そういう事情で、拙僧もジャンク籠で2000円で拾ったレンズだが、そのスッカラカンな樹脂製外装に反して、トライXをつめてガンを構えた「力強い女性像」を描写するには十分なクオリティだ。

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2019年7月 6日 (土)

旭光学 ペンタックスES

Dscn2296拙僧の妻が会社の何周年かのイベントを企画しているのだが、コムロファミリーの某Tというユニットを呼ぶそうだ。かなりの予算をぶち込んで箱も用意したのだが今更、某Tと思われるかもしれない。しかし、コムロファミリーが輝いていた90年代というのは会社を形成する 上級社員や下級管理職にとって青春時代を共にしたサウンドである。拙僧だって聴いていた。スキーやマリンスポーツではなくてエンデューロへ向かうハイエースの中だが。上からは叩かれ、下からはつき上げられる一番ストレスフルなポジションの方々にフィットし予算的に都合がイイのが某Tなのだろう。

まだパソコン通信の時代、ニフティサーブのクラシックカーフォーラムで定義していた「クラシックカー」というのは生産終了後の10年が経過することだった。20代前半の拙僧からすれば10年も前にカタログ落ちした自動車はクラシックというのは大げさにしろセミクラシックくらいの認識はあった。ところが21世紀も20年に至ろうとする現在、拙僧の四輪は97年式のユーノスロードスターNA8だし、単車は90年式のR1-Zだ。29年落ちの2st車というのは自分で言っていて笑ってしまう。工業製品でいえば90年代のシロモノはクラシックなのかもしれないな。コムロファミリーや某Tをクラシックと冠するのは失礼だし妥当ではないと思えるが。

そういう意味では拙僧とほぼ同世代の本カメラはクラシックカメラといえるだろうか。人間の方もだいぶクラシックな感じだが。

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2019年3月23日 (土)

旭光学 ペンタックスSP

Dscn6699今回もカメラ史において重要なマイルストーンである。というか今更って感じだな。しかし、実際のところ、後年のコシナのベッサフレックス(新)は別として、安心して使えるプラクチカマウントのボディとなるとペンタックスSPシリーズということになるんじゃないだろうか。意外と本家の東ドイツ製のプラクチカは使える可能性が高いけど、ソビエト製となると撮影自体がおみくじでも引いているような楽しさになってしまうし、ヤシカはダメだ。フジカもモノによっては使い物になるのだが、急激にコストダウンが露わになってしまっているのでイマイチ戦場で背中を任せられないな。オリンパスFTLとか色々あるだろうが、やっぱりペンタックスSPシリーズの安定感にはかなわないだろう。

Dscn1592なので拙僧は本カメラの事を「一眼レフカメラの標準器」としたい。様々な意見がおありだろうが、拙僧は本カメラが大衆機として広く浸透した点に重心を置きたい。確かにニコマートFTNは良くできているが、当時、気さくにニッコールレンズが買えただろうか。

そういう大衆的な愛好家が多いからかペンタックスSPシリーズには蛇革のブツが時折散見できる。これがペンタックス(旭光学)の純正サービスなのかショップカスタムなのかはわからないけど、庶民に近いペンタックスとはいえ、高価なものには変わりなかっただろうから、何かと見栄を張りたくなっちゃうのかな。三河にも多そうだ。

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2019年2月 2日 (土)

タムロン 19~35mmF3.5~4.5(Fマウント)

Dscn6013本レンズは2004年ごろに棚ずれ新品で確保したものである。価格は半値で1.5万円程度だったと記憶する。当時はデジタル一眼レフカメラも撮像素子はAPS判サイズで600万画素級が主流であった。価格も決して安く無かったから本レンズのレンジでいつか現れるライカ判フルサイズのデジ一眼レフカメラを夢見た方もいらっしゃるだろう。

Image17確かに本レンズの稼働率はそれほどでもなかったのだが、逆に言うと妻との旅行写真などには動員した。19mmから始まるズームレンズというのは当時でも「超広角」というには難しい代物であったが、拙僧のようなコシナ20mmF3.8で楽しい思いをしたオールドタイマーにとっては夢見るものだ。

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2019年1月12日 (土)

カールツアイス プラナー50mmF1.4

Dscn6060「空母いぶき」という「かわぐちかいじ」さんのマンガがある。読んでいないので内容には触れないが、最近の半島との外交や海上自衛隊の航空機搭載型護衛艦の空母化と極めてリンクしているのが興味深い。もっとも、現在の「いずも」や「かが」にF-35Bが離着陸できても、それは「固定翼機運用化の実現」ではあっても空母化というのは、ちょっと大げさ過ぎるんじゃないかな。要するにメディアの左利きの方々がセンセーショナルな出来事にしたいのだろう。

Image35実際に我が国がひとまず「V/STOL機であろうとも固定翼機が離着陸できる護衛艦」 を保有するのは大いに意味があるとは思う。無論、「いずも」や「かが」をいくら空母風にしたところで機動打撃軍を編成するには至らないだろう。しかし、きたるべき「マジな空母」の登場の為に十分な運用実績、要するに訓練するのには初めの一歩として偉大なる一歩になるんじゃないかな。共産中国の「遼寧」だって練習空母という位置づけだ。

実際のところ我が国の排他的経済水域を守るとしたら空母よりも対潜水艦システムになるだろうが、何しろ「空母」という言葉の響きにはブランド力がある。耳に心地いし視覚的なインパクトは圧倒的だ。 国際観艦式だって見栄えが良い。日本の空母を好意的に受け入れるアジア諸国は少なくないだろう。空母なんて1隻では殆ど効力がないのだがタイやブラジルがひとまず空母を持っているのというのも国威発揚とか周辺国にハッタリをかますとか、そういう価値がある。

今は知らないがかつてはソビエト海軍の所有する空母に見えるモノはキエフ級にしろワヤリーグ級にしろ「航空機搭載型巡洋艦」だった。何故かというとトルコとの条約でボスポラス海峡は空母を通過させないことになっていたからだ。ソビエトやロシアが丁寧に守っているのは不思議だが、とにかくソビエトでもっともマシな造船所のあるクリミア半島のニコライエフから出向するのは空母ではない。しかし、視覚的なインパクトという点ではまぎれもなく「空母」なのでなんだ問題はないだろう。

Image114やっとカメラやレンズの話になるのだが、カールツアイスというのは十分に空母といえるブランド力がある。カールツアイスから発艦するプラナーは、さしずめ海軍型F-35Bといったところか。いや、時代的には「AV-8BハリアーII」かな。

実はコンテンツで本レンズをあまり褒めていないのだが、ハリアーIIだと思うとしっくりくる気がするな。ハリアーIIは決して「戦闘機の帝王」でもなければ「偉大なる標準」でもない。ユニークなパフォーマンスを発揮するが、運用はデリケートである。プラナーでなければ写真のクオリティが落ちるとしたら撮影者の問題だろうが、確かにハリアーIIならではの結像力や調子はあるだろう。コンテンツには書かなかったのだが本レンズは「女神さまなど宿っていないがいいレンズ」なのは確かだろう。

「空母いぶき」もブックオフで安く転がるようになったら読んでみたい。本レンズも安いうちに買いたかったが他のヤシコンマウントのレンズほどではないにしろ、ちょっと高く買ってしまったのが残念だ。

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