2019年10月 5日 (土)

アグファ オプティマ 1035 センサーエレクトロニック

Dscn0732 随分とブログ更新をサボってしまって申し訳ない。拙僧のような暇人が時間の忙しさを理由にしてはいけないのだが、最近、ポートレイト撮影にもご無沙汰だし、スナップ撮影は世知が無い世の中でモチベーションは下がるし、なにかと天候不順だったり交通費が調達できなかったりで師団の稼働率が下がっているのだ。いや、サバイバルゲームとかインスタグラムの作戦は順次なのだから、やっぱり戦略的目標がカメラ・レンズから少し外れたのは否めないな。

しかし、今回は久しぶりにまとまったコンテンツを作ったのでご了承いただきたい。

Image6「アグファ オプティマ 1035 センサーエレクトロニック」という長い名前のカメラが今回の主役である。我々が「オプチマ」と想像すると金属製の不愛想な世界初のプログラムAEカメラを想像するが、ネット検索で「アグファ オプチマ」と検索をしても、まずヒットしない。ヒットするのはロモグラフィー扱いされた本カメラのような電子シャッター機である。

それにしても困ったのは、ドイツ製コンパクトカメラはADOXもフランカもミノックス35も似たような外観でモデルが違い、その違いがプリントで表示していないか表示した形跡はあっても消えていたりする。なのでカメラとしてのブツはあっても特定のモデルと断定するのは難しい。

本カメラも僅かな手がかりから特定に至ったのだが、ミノックス35のサブタイプなんていまだに把握できないな。それにしても久しぶりに眺めるゾリター40mmF2.8で描くネガの描写は良いもので、やっぱり師団運用を撮影にも割きたい気分だ。

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2019年9月 7日 (土)

フランカ250L

Dscn4510    先日、妻とエルトン=ジョンさんをテーマにした映画「ロケットマン」を見に行った。内容や評価は控えるが一言で言うと「普通の映画にしてくれればよかったのに」である。加えればR12指定なんだが13歳のお子さんと一緒に見るのは如何なものかな、というのが率直な感想だ。帰り際、一番後ろの一番端の席に若い2名の男性が座っていたのだが、あの映画を見た後では「あちらの組合員の方?」と思ってしまったのも無理はないだろう。

Img338それでエルトン=ジョンさんの動画をググってみたのだが「マペットショー」で歌ってらっしゃる動画が見つかった。「マペットショー」といえば我が国では「ポンキッキ―」である。がちゃぴんさんとムックさんのあれだ。その採用曲がなかなかロックでテクノでパンクだったりするのだが、拙僧が思い出したのは「エレクトリックばあちゃん」だな。しかし、調べてみると「ポンキッキー」で流れていたのは「ハッスルばあちゃん」らしい。これもインパクトのあるパンクな曲で鮮明に覚えている。テクノといえば「コンピューターばあちゃん」で、これは坂本龍一がプロデュースした曲で立派なテクノだ。どのコンテンツから幼少の拙僧が聴いたのかはイマイチおぼえていないのだが、「ポンキッキ―」かNHKの「みんなのうた」のいずれかであろう。今回初めて知ったのだが「エレクトリックばあちゃん」を歌ったのは末期の「ザ・スパイダース」だ。「みんなのうた」の選曲もロックなのだが、この辺はいずれ再び触れたい。

それで、本カメラなのだがカメラが電子化して日本製の安くて高性能で壊れないカメラにドイツ製普及機~中級機が太刀打ちできなくなりはじめた頃のカメラである。いや、ローライだってライカだって傾くから高級機も含めてだな。拙僧が幼少期にも「ばあちゃん」に「エレクトリック」や「コンピューター」を冠するくらいだから70~80年代の我が国のエレクトリックデバイスの覇権を知ることができるな。

それも諸行無常で今は苦しいポジションになっているようなのだが。

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2019年7月27日 (土)

タムロン SP AF90mmF2.5(旧、Fマウント)

  Dscn5665もっぱら関東圏のAMラジオしか聞かない拙僧なのだが、東京だか川崎だかでアルフォンス・ミュシャ展をやっていたらしい。いや、現段階でもやっているのかな。そのCMのBGMが一時期「GLIMSPANKY」だった。何故?ミュシャのモチーフである「力強い女性像」がダミーロックと重なったのだろうか。もっとも、その後に平凡で重厚なクラシックにBGMが変わっている。

Img275 タムロンの90mmポートレイトマクロといえば、それほど掘り下げた感じでないカメラ・レンズ好きも知った存在だ。概ね好評だろう。ところが、本レンズは意外と安く売っている。何故かというといわゆるAF-DのFマウントレンズでシャフト式カップリングのボディでしか使え無いからだ。勿論、ほとんどのニコンのフィルム一眼レフカメラでは制約無く使用がかのうだがデジタル一眼レフカメだと困ったことになる。

そういう事情で、拙僧もジャンク籠で2000円で拾ったレンズだが、そのスッカラカンな樹脂製外装に反して、トライXをつめてガンを構えた「力強い女性像」を描写するには十分なクオリティだ。

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2019年7月13日 (土)

ツアイスイコン コンティナLK

Dscn7934 「 門前清自摸和(メンゼンツモ)のみ」で最初からあがろうとは思わないだろう。麻雀に詳しく無い方に説明すると、役を作ろうとしていつの間にか役として揃っていてあがるということだ。勿論、役としては最も低いモノで点数の低さや点数そのものから「ゴミ」などといわれてしまう。これから高い役を狙っている方からすると「コノヤロー逃げやがって」という役だ。

Img967本カメラは当然「ゴミ」ではない。しかし、メンゼンウツモのようにいつの間にか転がっていたカメラである。正確には恐らくコンテッサLKEだと思って拾ったかネットオークションでビットを入れたのだろう。それが、コンテッサLKEではないと気づいたのは割と最近だ。

本カメラは簡単にいうとコンテッサLKEの廉価板で3枚玉のパンター45mmF2.8を搭載している。それはそれで3枚玉好きには好ましいモノだが、拙僧はどうもパンターとかレオマ―ルとかトリオプランとかドイツ製中級機の3枚玉は外れをつかんでしまうことが少なくない。

本カメラのスナップ撮影がことごとくフォーカスを外しているのは45mmの目測の難しさというよりはレンズのコンディションがイマイチなのではと思うな。

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2019年7月 6日 (土)

旭光学 ペンタックスES

Dscn2296拙僧の妻が会社の何周年かのイベントを企画しているのだが、コムロファミリーの某Tというユニットを呼ぶそうだ。かなりの予算をぶち込んで箱も用意したのだが今更、某Tと思われるかもしれない。しかし、コムロファミリーが輝いていた90年代というのは会社を形成する 上級社員や下級管理職にとって青春時代を共にしたサウンドである。拙僧だって聴いていた。スキーやマリンスポーツではなくてエンデューロへ向かうハイエースの中だが。上からは叩かれ、下からはつき上げられる一番ストレスフルなポジションの方々にフィットし予算的に都合がイイのが某Tなのだろう。

まだパソコン通信の時代、ニフティサーブのクラシックカーフォーラムで定義していた「クラシックカー」というのは生産終了後の10年が経過することだった。20代前半の拙僧からすれば10年も前にカタログ落ちした自動車はクラシックというのは大げさにしろセミクラシックくらいの認識はあった。ところが21世紀も20年に至ろうとする現在、拙僧の四輪は97年式のユーノスロードスターNA8だし、単車は90年式のR1-Zだ。29年落ちの2st車というのは自分で言っていて笑ってしまう。工業製品でいえば90年代のシロモノはクラシックなのかもしれないな。コムロファミリーや某Tをクラシックと冠するのは失礼だし妥当ではないと思えるが。

そういう意味では拙僧とほぼ同世代の本カメラはクラシックカメラといえるだろうか。人間の方もだいぶクラシックな感じだが。

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2019年6月29日 (土)

ツアイスイコン イコンタ35

Dscn4346ロシア海軍の空母(重航空巡洋艦)の「アドミナル=クズネツォフ」が大破したらしい。なんでも浮きドックで修理中に浮きドックが停電、クレーンが落下して甲板に深刻なダメージを与えたようだ。従来から何かと脆弱性を指摘されているのだが、空母のようで飛行甲板がパカッと開いて対艦ミサイルが飛び出す複雑な構造、20年という艦齢 など修復にあたって困難が予想される。ロシア軍は直すと言っているらしいが、多分、廃艦になるんじゃないかな。
「アドミナル=クズネツォフ」が就役したのはソビエト連邦の崩壊末期。試験運用もそこそこに国が無くなっちゃった。貧乏国に落ち込んだロシアが場当たり的に直して動かしていたのだが、とうとうソ連時代の遺産も終焉を迎えるのだろう。ちなみに、途中まで作った二番艦の「ワヤリーグ」はウクライナが抑えたあと、手に負えなくて中国に売却。あれこれでっち上げて練習空母「遼寧」として、ひとまず航空機の発着を可能としている。

Image33ソビエト連邦の都合で運命を左右された被害者は国内にとどまらない。第二次世界大戦敗戦後のドイツはソビエト連邦とアメリカ合衆国の都合により東西に分割されてしまった。この東側ブロックと西側ブロックの経済や軍事の分断と競争を10代20代の方々に説明するのは、ちょっとした仕事である。拙僧は年甲斐もなく10代20代の方々とサバイバルゲームをしているのだが、比較的ミリタリーに近い彼らにとってもおとぎ話だ。ましてやミラーレス一眼のアダプター遊びの若者がしたり顔で「戦前のドイツ製レンズのコーティングが僕の表現に合っているんですよ」などとうそぶいても、そのドイツが戦後に分断されてしまったことを知っているかは怪しいな。

拠点が西側だったライツと異なり、ツアイスは東側のドレスデンだったから戦後は東西に分裂されてしまった。それだけ、規模が大きな組織だったともいえるが。我が国だって戦後は大変だったが、地続きで戦車に蹂躙された東西ドイツ(とりわけ東ドイツ)は何もかもが不足していたに違いない。西側で再建したツアイスイコンが戦後、もっとも早く市場に出したのが本カメラである。市場というのは消滅していた国内市場ではなく北米市場だ。

西ドイツが復活したのは、北米を中心とした西側ブロックにとってソ連を中心とした東側ブロックの脅威に対する壁として西ドイツが復興することが望ましかったからだ。別にアメリカ人が親切だったわけではない。ソ連の戦車隊を阻止するために核地雷まで埋め込まれそうになった。なので、西ドイツはさっさと再軍備して戦争ができる憲法に改憲した。現在、極東の共産主義が台頭するのあたって太平洋の壁として期待される国があるのだが、本人の自覚というのは難しいものだ。

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2019年6月 1日 (土)

リコー ”35” デラックス L

Dscn8495  サブカルチャー専門誌というとチャラいモノやゲスなモノやらいろいろとあるのだが、拙僧が好んでいたのがIT系サブカル誌の「ワイアード(WIRED)」とデザイン系サブカル誌の「スタジオボイス」だ。共通するのは「東京の風を感じるハイソリティなオシャレ感」だ。イルクーツクに生まれた拙僧の素性のコンプレックスをしばし忘れるには十分だった。上京後も「ワイアード」は一応IT系なので勤務中に暇な時に読んでいても御咎めはなかったし、どこの小さなデザイン事務所にも手あかのついていない「スタジオボイス」が置いてあった。しかし、紙媒体としての「ワイアード」は休刊になってしまった。「スタジオボイス」は今でもあるのかもしれないけど「新世紀エヴァンゲリオン」の特集を読んで大人がアニメを見ても良いものだと勘違いし、女子と見に行って凄惨な目に遭ってからは手に取っていない。拙僧が完全にアニメと決別をするのに十分だった。バカヤロー庵野、金返せ。もっとも、現在では拙僧もいい歳になったので逆に緩やかな距離を保ちながらアニメを見ることができなくもない。

Img937本カメラのスタイリングのスマートさは勿論「スタジオボイス」に十分だが、結構「ワイアード」の視点からしても注目点なのではないだろうか。「ワイアード」はIT系ではあったけどガチガチのエンジニア系専門誌ではなく、IT系に軸足を置いたガジェット好きを購買層としていた。なのでGPS付きのスズキのオフロードオートバイ「ジェベル250XL」を取り上げたり、パイを投げつけられたビル=ゲイツさんの写真が1ページを飾っていたりした。

いい感じに攻めていた「ワイアード」が、お洒落でレバー巻き上げの本カメラが掲載してあっても不思議ではない。

本カメラもシリーズとして展開していて興味深いのだが詳細はコンテンツをご覧いただきたい。 

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2019年4月27日 (土)

キヤノン キヤノデートE

Dscn4627_1 今回の主人公は先ほどの名古屋中古カメラ市戦争から派生したレモン社名古屋店攻略作戦で確保したキヤノデートEだ。しかし、画像を見て「おや?」と思う方は少なくないだろう。実は、この物件は後裔機のキヤノデートE-Nである。マイナーチェンジと言っていいくらいしか違わないのだが別物なのは確かだ。実は拙僧はそれに気付かず、コンテンツも作ってしまった。 

Dscn0318 本当のキヤノデートEはこちらである。実際に撮影したのはキヤノデートEなのだが、コンテンツの枕に表示する画像にキヤノデートEとキヤノデートEーNが混ざってる。拙僧の眠たいコンテンツの事なので穏やかな目で見ていただきたい。

Img431  もう一つ思い込みなのは、本カメラはニューキヤノネット17QL/ニューキヤノネット28のサブクラスという位置づけだと思い込んでいた。しかし、実際はニューキヤノネット17QLよりも若干高いくらいだ。最初、拙僧は不思議に思いつつもコンテンツを書いていた。しかし、自分で書いていて全く評価していなかったのだが、本カメラは量産品としては初めてフィルムに日付を写し込むデート機能を搭載したカメラなのである。今となっては邪魔くらいに思っているデート機能だが、当時はパイオニアであり市場を沸かせたに違いない。それに気づいて。一度は完成させたコンテンツを全面的に書き直している。無知と思い込みと相手に対する無理解は罪だ。戦争なら本土を空襲されまくるくらい負けているだろう。

ちょっとちぐはぐなコンテンツになっているかもしれないのだが、写りは素晴らしいカメラなのでコンテンツもご覧いただきたい。

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2019年4月20日 (土)

大同精工 ダイドーモデル1

Dscn3343 最近、ヤフーオークションで出品して値がつかなかったブツをメルカリにまわすケースが少なくない。それで、実際に結構売れるのだ。しかも、ヤフーオークションの時よりも強気な値付けをしても、モノの数分で売れてしまうことがある。メルカリは買う立場からするとアホみたいに高いし、セラーのマナーも悪いので、拙僧もあまいりよい思いをしていないのだが、売るとなるとメリットがある。メルカリのゆうパックは離島を除いて送料が一律なのだ。大きさによって値段は変わるが、同じ大きさなら北海道も九州も同じである。 これならメルカリのホーム画面に表示するアイコンの値段で買えるから通勤列車にもまれながら片手でうっかり押して買ってしまうだろう。

Img386先日、10代・20代のサバイバルゲーム仲間と食べ放題しゃぶしゃぶ屋で20代女子が10代男子に「サバイバルゲームの中で恋人を探すのがよい」 というようなことをおっしゃっていたのだ。拙僧はおっさんだから、うるさいと思われても嫌なので遠回しに「趣味も恋人もサバイバルゲームじゃ人生ツマラナイんじゃないかい」というようなことを言ったのだが違うという。女子曰く「今の若い人たちは忙しいから同じ時間で両方とも楽しみたいんです」とおっしゃるのだ。

拙僧がチーフプログラマやりながら縫うような時間でツーリングやレースをしていた20代の頃に比べて今の若い方々が忙しいかねエ、とは勿論言わなかった。なるほど、それほど忙しければネットオークションでじわじわと値を上げるよりはメルカリであっさり買う方が手間がないわけだ。値引き交渉はあるけれども、終了時間を分単位で眺め続けるほど時間は拘束されないしな。

本ブログとはまるで関係ないが、一見、三丁目カメラに見える本カメラは実力者である。

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2019年3月23日 (土)

旭光学 ペンタックスSP

Dscn6699今回もカメラ史において重要なマイルストーンである。というか今更って感じだな。しかし、実際のところ、後年のコシナのベッサフレックス(新)は別として、安心して使えるプラクチカマウントのボディとなるとペンタックスSPシリーズということになるんじゃないだろうか。意外と本家の東ドイツ製のプラクチカは使える可能性が高いけど、ソビエト製となると撮影自体がおみくじでも引いているような楽しさになってしまうし、ヤシカはダメだ。フジカもモノによっては使い物になるのだが、急激にコストダウンが露わになってしまっているのでイマイチ戦場で背中を任せられないな。オリンパスFTLとか色々あるだろうが、やっぱりペンタックスSPシリーズの安定感にはかなわないだろう。

Dscn1592なので拙僧は本カメラの事を「一眼レフカメラの標準器」としたい。様々な意見がおありだろうが、拙僧は本カメラが大衆機として広く浸透した点に重心を置きたい。確かにニコマートFTNは良くできているが、当時、気さくにニッコールレンズが買えただろうか。

そういう大衆的な愛好家が多いからかペンタックスSPシリーズには蛇革のブツが時折散見できる。これがペンタックス(旭光学)の純正サービスなのかショップカスタムなのかはわからないけど、庶民に近いペンタックスとはいえ、高価なものには変わりなかっただろうから、何かと見栄を張りたくなっちゃうのかな。三河にも多そうだ。

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